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2010年1月26日(火) 19:20 |
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知事らが企業に雇用拡大を緊急要請
不況の影響で、雇用情勢は依然として厳しい状況が続いています。 岡山県や岡山労働局は、企業など経済団体に対して「新規学卒者の採用枠を拡大して」と緊急要請を行ないました。
岡山県の石井知事、厚生労働省の岡山労働局長らが、県商工会連合会を訪れました。 企業に対して、この春卒業する学生・生徒の採用枠を拡大するよう求めるためです。 企業が不況風にさらされる中、岡山県の有効求人倍率は0.58倍と、雇用情勢は依然として厳しい状況が続いています。 中でも学生・生徒の就職は深刻です。 高校生の内定率は71%、大学・短大・専門学校生は49%と、前の年から大きく落込み5000人以上の進路が決まっていない状態です。 対策として岡山労働局では、昨年末ハローワークに緊急の学卒支援窓口を設けたほか、岡山県も求人開拓推進員を増やすなどして対応しています。 学生・生徒が就職できないまま卒業する事態を極力避けるためです。 岡山県などでは、来月12日に新卒者向けの合同就職面接会を開催するなど対策を講じていく方針です。
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