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2010年1月26日(火) 19:20 |
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深刻な雪不足でゲレンデ閉鎖に
先週から冬型の気圧配置が長続きせず、岡山県北ではまとまった雪が降っていません。 スキー場では、滑走できないコースもあり、関係者からは厳しい声が聞かれます。
25日夜から26日朝にかけて雪が降った岡山県北鏡野町の恩原高原スキー場です。 スキー場にとっては待ち焦がれた雪でしたが、積もったのはわずかに5センチほど。 例年に比べて、雪の量は50センチから1メートルほど少ない状況での営業です。 岩肌が目立つこの場所はメインコースの一つですが、雪不足のため先週金曜日から滑走禁止。 利用者が2割ほど減少するなど影響が出ています。 雪の間から顔をのぞかせているのは大きなハクサイ。 冬場、雪の中に置いておくことで甘みが増すということですが、今年は様子が違います。 この時期、雪に覆われないのは珍しいと農家の人は話します。 深刻な雪不足は、イベントの開催にも影響しています。 今月24日に予定されていた「富・雪遊び大会」は雪不足のために中止。 また今週末に行われる恩原高原氷紋まつりも、周辺から雪をかき集めて何とか開催できるという状況で、今後のイベントにも影響が出るのではと鏡野町は話します。 鏡野町にとって観光の目玉の一つといえる雪。 県北のスキー場や観光地では恵みの雪が待たれます。 雪不足の影響ですが、真庭市では今週末30日に開催予定の「雪の蒜山を楽しむ旅」が、蒜山山麓の雪不足のため鳥取県の鏡ヶ成スキー場周辺に開催場所が変更しています。 県北の雪不足は観光地にとっては深刻な問題となっています。
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