坂本竜馬をこれから皆さんと共に語ろう。
私はNHKの番組では唯一大河ドラマだけは欠かさず見ています。今年は幕末の若き英雄・坂本竜馬を主人公にした「龍馬伝」が放映されています。
http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
NHKのドラマのタイトルは「龍馬」となっていますが、私はブログでは竜馬と書くことに致します。私の場合、司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」を読んだのが、坂本竜馬を知る最初でしたので、どうしても竜馬の方がしっくり来ます。
私はこれまで幕末維新に関する小説は二つしか読んだことがありません。その二つとも司馬遼太郎先生のものです。
「新選組血風録」と「竜馬がゆく」の二つですが、20代の半ばで一度読み、それから30代、40代で一回づつ読み返し、又今回50代で読み返しているところです。
実は今読んでいて最高に面白い。何故ならばこのNHKの大河ドラマと同時進行で読んでいるからで、そこには今回の坂本竜馬を演じる福山雅治さんがこの「竜馬がゆく」の本で描かれている人物像にピッタリくるのです。
以前、NHKで新選組の大河ドラマがありましたが、この時のは香取慎吾さんが近藤勇の役柄でしたが、どうもこの時には本を読み返したが今回のようには行かなかった。
これは別に私が香取慎吾さんを嫌いとか好きだとかではなく、自分が本で読んでかってにイメージした近藤勇像と違い過ぎたのでしょう。
しかし、今回の坂本竜馬については福山雅治さんが演ずる坂本竜馬は司馬先生の小説の中に出て来る坂本像と一致するので、本を読み返していると、自然とその顔が浮かんでくるから面白いのです。
司馬遼太郎先生が小説の中で描く若き坂本竜馬像とは一言では言い表すことなど出来ませんが、そこに一貫して描かれているものは、激しい気性でもなければ、野望に満ち満ちたものでもなく、ただ周りの人に優しい、それも心に沁(し)み通るようなやさしい目をした若者なのです。
天下国家を論ずる時には激しいが、そうでない場合は何事に対してもやさしい気遣いを怠らない。そんな小説の中の坂本像は、ドラマの中で福山雅治さんが演ずる坂本竜馬とダブってくるのです。
昨日は朝8時発の大阪行きの新幹線に乗り、又昼過ぎには東京に戻りましたが、この新幹線の列車の中で「竜馬がゆく」の(三)を読み切りました。
(三)は坂本竜馬が既に29歳の頃を描いています。彼は33歳の生涯ですから、もう後わずかしかありませんが、まさにこれからが激動の人生の始まりです。
現在のドラマは坂本竜馬が19歳の頃をやっています。江戸の千葉道場に剣の技を磨くためにやって来た頃で、今週はその19歳の時に黒船が日本に初めて来航し大騒ぎとなるお話です。
これからドラマも本格的に幕末維新の激動期の中に入って行きます。一人の若き英雄が日本の運命を変えたのです。学問に秀でていた訳でもありません。
確かに剣の腕は相当のものでした。しかし、坂本という若者は既にそれが時代遅れであったことを見抜いていた。彼は新しい日本を夢見て東西南北へと疾走を開始します。
坂本竜馬とそれを取りまく若きサムライの生き様を見ながら、我々が今後の激動する日本と、それを取りまくこの東アジア情勢の中で、どのように生きて行くべきなのかを共に語りあって行きたいと思っています。
※昨日の大阪行きは政治運動とは関係ありません。私の知人からの紹介で大阪でオール電化のショールームが開設され、そこで料理教室が開かれることになりました。
パンなどを料理するのですが、そこに私が今回販売しているリンゴジャムを使って貰えないかという話を通してくれた人がいたので交渉してきました。
上手く交渉がまとまれば、手作りリンゴジャムがこの料理教室で使ってくれるようになるかも知れません。そうなれば大阪の人達もこちらで購入が可能となるかも知れません。
そうなった時にはまたお知らせ致します。
お知らせ リンゴジュースとジャムの販売について。

注文はこちらをご覧下さい。
↓
http://blog.livedoor.jp/
the_radical_right/
archives/52419096.html