2010年01月27日

明治維新と坂本竜馬の生き様 (1)

維新と坂本竜馬の生き様 (1)

 坂本竜馬をこれから皆さんと共に語ろう。

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 私はNHKの番組では唯一大河ドラマだけは欠かさず見ています。今年は幕末の若き英雄・坂本竜馬を主人公にした「龍馬伝」が放映されています。

 http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

 NHKのドラマのタイトルは「龍馬」となっていますが、私はブログでは竜馬と書くことに致します。私の場合、司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」を読んだのが、坂本竜馬を知る最初でしたので、どうしても竜馬の方がしっくり来ます。

 私はこれまで幕末維新に関する小説は二つしか読んだことがありません。その二つとも司馬遼太郎先生のものです。

 「新選組血風録」「竜馬がゆく」の二つですが、20代の半ばで一度読み、それから30代、40代で一回づつ読み返し、又今回50代で読み返しているところです。

 実は今読んでいて最高に面白い。何故ならばこのNHKの大河ドラマと同時進行で読んでいるからで、そこには今回の坂本竜馬を演じる福山雅治さんがこの「竜馬がゆく」の本で描かれている人物像にピッタリくるのです。

 以前、NHKで新選組の大河ドラマがありましたが、この時のは香取慎吾さんが近藤勇の役柄でしたが、どうもこの時には本を読み返したが今回のようには行かなかった。

 これは別に私が香取慎吾さんを嫌いとか好きだとかではなく、自分が本で読んでかってにイメージした近藤勇像と違い過ぎたのでしょう。

 しかし、今回の坂本竜馬については福山雅治さんが演ずる坂本竜馬は司馬先生の小説の中に出て来る坂本像と一致するので、本を読み返していると、自然とその顔が浮かんでくるから面白いのです。

 司馬遼太郎先生が小説の中で描く若き坂本竜馬像とは一言では言い表すことなど出来ませんが、そこに一貫して描かれているものは、激しい気性でもなければ、野望に満ち満ちたものでもなく、ただ周りの人に優しい、それも心に沁(し)み通るようなやさしい目をした若者なのです。

 天下国家を論ずる時には激しいが、そうでない場合は何事に対してもやさしい気遣いを怠らない。そんな小説の中の坂本像は、ドラマの中で福山雅治さんが演ずる坂本竜馬とダブってくるのです。

 昨日は朝8時発の大阪行きの新幹線に乗り、又昼過ぎには東京に戻りましたが、この新幹線の列車の中で「竜馬がゆく」の(三)を読み切りました。

 (三)は坂本竜馬が既に29歳の頃を描いています。彼は33歳の生涯ですから、もう後わずかしかありませんが、まさにこれからが激動の人生の始まりです。

 現在のドラマは坂本竜馬が19歳の頃をやっています。江戸の千葉道場に剣の技を磨くためにやって来た頃で、今週はその19歳の時に黒船が日本に初めて来航し大騒ぎとなるお話です。

 これからドラマも本格的に幕末維新の激動期の中に入って行きます。一人の若き英雄が日本の運命を変えたのです。学問に秀でていた訳でもありません。

 確かに剣の腕は相当のものでした。しかし、坂本という若者は既にそれが時代遅れであったことを見抜いていた。彼は新しい日本を夢見て東西南北へと疾走を開始します。

 坂本竜馬とそれを取りまく若きサムライの生き様を見ながら、我々が今後の激動する日本と、それを取りまくこの東アジア情勢の中で、どのように生きて行くべきなのかを共に語りあって行きたいと思っています。


 ※昨日の大阪行きは政治運動とは関係ありません。私の知人からの紹介で大阪でオール電化のショールームが開設され、そこで料理教室が開かれることになりました。

 パンなどを料理するのですが、そこに私が今回販売しているリンゴジャムを使って貰えないかという話を通してくれた人がいたので交渉してきました。
 
 上手く交渉がまとまれば、手作りリンゴジャムがこの料理教室で使ってくれるようになるかも知れません。そうなれば大阪の人達もこちらで購入が可能となるかも知れません。

 そうなった時にはまたお知らせ致します。


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Posted by the_radical_right at 07:42│Comments(6)TrackBack(0)この記事をクリップ!現代維新講座 

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この記事へのコメント
司馬が「竜馬がゆく」で「龍馬」を「竜馬」としたのは「竜馬がゆく」は完全なフィクションだから。
この小説での「竜馬」は中岡慎太郎、吉村虎太郎、谷干城、後藤象二郎等の維新の志士を集約した姿です。小説「竜馬がゆく」の「竜馬」は史実の「坂本龍馬」とは別人として考えたほうが良いですよ。

Posted by 「竜馬がゆく」はあくまでフィクション at 2010年01月27日 08:06
「竜馬がゆく」はあくまでフィクション さんへ

さっそくのコメントありがとうございます。
勿論司馬先生の「竜馬がゆく」は小説です。でも、非常に面白い。
描かれている人物像も為になります。大河ドラマも同じくフィクションです。

よって、そのような部分と史実の部分を今後論じて行きたいと思います。
例えば維新と暴力性、坂本竜馬も決して平和主義者ではなかったし、その軍資金に関する謎の部分も多いですよね。

その辺りはNHKは絶対に触れないでしょう。又コメントお願いします。
Posted by せと弘幸 at 2010年01月27日 08:16
前原国交相「政治資金で不動産買うな」

前原誠司国土交通相(47)は26日、参院予算委員会で、小沢一郎民主党幹事長(67)の
資金管理団体をめぐる政治資金収支報告書虚偽記入事件について、「政治資金で不動産を
買うべきではない」と真っ向批判を展開した。

民主党内では、この問題について事実上のかん口令が敷かれていたが、前原氏は堂々と“不適切”の認識。
もともと、「反小沢」の急先鋒といわれる前原氏ではあるが、閣内からあがった“火の手”は
小沢氏の進退に影響を与える可能性も出てきた。

前原氏は昨年3月にも、西松建設違法献金事件に絡み「合法でも問題がある」と小沢氏をチクリ。
さらに同事件の余波で小沢氏が党代表をやめた後、5月の代表選では、投票方法をめぐって
小沢氏と激しくつばぜり合い。党役員会で小沢氏が「冗談じゃない! ふざけるな!」と
怒りをあらわにする場面まで出てきたほどだ。

一方、26日の参院予算委で前原氏とは対照的に、鳩山首相は「戦ってください」と
小沢氏を励ました自らの発言を撤回しない考えを示した。

http://www.sanspo.com/shakai/news/100127/sha1001270505009-n1.htm
Posted by やったな!!! at 2010年01月27日 08:19
また小沢事務所に実弾が!

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100127ddm041040145000c.html
Posted by 小沢事務所 at 2010年01月27日 08:20
史料からみる龍馬像と講談の竜馬像では相当な乖離があります。
竜馬がゆくはあくまでフィクションさんの挙げた志士の他にも、
佐々木高行、福岡藤次、由利公正らの功績も上乗せされています。
また縮地と言われる瞬間移動してしまうのもこの竜馬です。

すこし史料からみる龍馬にも目を通されるといいと思いますよ。
講談にしやすい人物ではあるけど、昔は中岡慎太郎のほうが英雄視されていました。
20年くらい前では維新の英雄といえば西郷隆盛でした。
Posted by フッキー at 2010年01月27日 08:40
フッキー さんへ

 ありがとうございます。
史実に関しても当然それも含めながら、維新における人間像を捉えて行きたいと思います。ただ、英雄というのは後の人がつくり上げたという側面もありますよね。でも、その方が何となく夢があって良いのではと感じています。

 
Posted by せと弘幸 at 2010年01月27日 08:45

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