県内ニュース

イブニング・シックス

ネコ駅長がいっぱい!新型トロッコ列車完成(01月26日)

車窓を流れる美しい景色で観光客の人気を集める会津鉄道に来月から新しいトロッコ列車が走ります。来月から会津鉄道を走る真新しい車体にはネコ駅長の「ばす」が車内をのぞきこんでいる姿や列車から落ちそうになっている場面が描かれていいます。「ばす」の姿は、車内でも見ることができます。沿線に住んでいるクマやサルなどの動物たちと仲良く遊んでいます。きょうは、試乗会が行われ、沿線の市町村の関係者などおよそ40人が参加しました。今回導入される車両にはもうひとつ特徴があります。それは、車内に郵便ポストがあること。ここから郵便物を出すとオリジナルの消印が押されるということです。旅の思い出を車内でハガキにしたためてそのまま投函することができます。会津田島駅を出発した列車は、芦ノ牧温泉駅に到着。ネコ駅長「ばす」がホームで新しい列車を出迎えました。自分自身の姿がたくさん描かれている車体を見た「ばす」は、「素敵だニャ〜」とご満悦。この新しいトロッコ列車は、来月から土日と祝日に1往復ずつ運行されることになっています。

文化財防火デー 白水阿弥陀堂で防災訓練(01月26日)

きょうは、「文化財防火デー」です。いわき市の国宝・白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)では貴重な建物を火災から守るため防災訓練が行われました。文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に法隆寺金堂で火災が発生し、貴重な文化財が焼失したのをきっかけに制定されました。いわき市にある国宝白水阿弥陀堂(しらみずあみだどう)では、防火点検が行われ、消防署の職員などが設備に異常がないかを確認して回りました。続いて行われた訓練は、近くの山林で発生した火災の火の粉が建物に降りかかり延焼の恐れがあるとの想定で始まり、お堂に設置してある放水銃で屋根に水をまいて火事の拡大を食い止めました。その後、駆けつけた消防車が池の水をポンプでくみ上げて高さが7メートルにもなる水のカーテンを作り、建物を炎から守る訓練が本番さながらに進められました。

白河バーガー第2弾 今度こそヒットの予感(01月26日)

白河の新たな名物として開発されたご当地ハンバーガー「白河バーガー」の第二弾が完成しきょう、お披露目されました。完成した「だるまバーガー」は、すべて地元の食材を使った白河市のご当地バーガーです。バンズは白河産の米粉100%で作られていて、具材は西郷村で養殖されたサーモンを揚げたカツと「清流豚(せいりゅうとん)」と呼ばれる地元産の豚肉を使ったトンカツの2種類です。きょうの発表会には市の関係者や市民などおよそ50人が参加して試食をしました。参加者は「米粉のパンがおいしい」「地元の食材を使っているので安心。子供にも食べさせたい」と話していました。白河市のご当地バーガーといえば2年前に登場した「三重櫓(さんじゅうやぐら)」が元祖。しかし、ナイフとフォークで食べなければならないほどの大きさと750円という高めの値段のためかヒットにはつながりませんでした。今回はその反省をいかして女性でも食べやすい小ぶりなサイズに変更。飲み物つきで400円から500円と手頃な値段で販売する予定です。白河市の鈴木市長も「今度こそは」と自信をのぞかせます。この「だるまバーガー」は来月11日にだるま市の会場で発売されその後は白河市の「きつねうち温泉」などで販売される予定です。

福島市飯野町で高齢者はねられ死亡(01月26日)

けさ早く、福島市飯野町で、道路を横断していた74歳の男性が、車にはねられて死亡しました。事故があったのは福島市飯野町の県道で、けさ5時ごろ、道路を横断していた無職の斎藤清十郎(さいとうせいじゅうろう)さん74歳が、普通乗用車にはねられました。斎藤さんは病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて、およそ3時間半後に死亡しました。現場は、街灯がないゆるやかなカーブの出口で、車を運転していた41歳の男性会社員は「道が暗く、人が直前に出てきたので分からなかった」と、話しているということです。飯野町では福島市との合併前から続いていた「交通死亡事故ゼロ」が、2千21日で途絶えました。

自転車盗難防止へ 26日はツーロックの日(01月26日)

全国の警察は、今年から毎月26日を「ツーロックの日」としました。これは、自転車の盗難を防ぐために「二重のカギかけ」を呼びかけるもので県内でも各地でキャンペーンが行われました。JR福島駅東口で行われた街頭キャンペーンでは、福島警察署の警察官8人が通勤や通学で駅を利用する人たちにおよそ600枚のチラシを配って自転車の「ツーロック」を呼びかけました。県内では去年一年間に自転車盗難の被害が3548件あり前の年に比べて300件あまり増えています。被害のうち、カギをかけていなかったケースが6割を占める一方で二重にカギをかけていた場合は全体の0・3%の10件しかなく、ツーロックの防犯効果の高さがうかがえます。県警察本部では来月以降も26日のツーロックの日にあわせて防犯指導などを行っていくことにしています。

物置から出火…強風にあおられ延焼広がる(01月26日)

きょう午後、いわき市で、民家の物置から出た火が周辺の山林などに燃え広がり、近くの高速道路が通行止めになる影響も出ました。きょう午後1時半ごろ、いわき市内郷高野町の高野(たかの)吉雄(よしお)さんの自宅にある物置から火が出ました。火は、折からの強い風にあおられて、周辺の山林や高速道路ののり面などに燃え広がりました。消防車17台に、茨城・栃木・群馬の防災ヘリも加わって懸命の消火作業を行った結果火はおよそ3時間後に消し止められました。この火事で、高野さんの住宅と物置などを全焼しましたが、ケガ人はいませんでした。またこの火事の影響で、近くを走る磐越道と常磐道の一部の区間が一時、通行止めとなりましたが、現在は解除されています。

節分を前に「升作り」(01月25日)

来月3日の「節分」を前に郡山市の安積國造神社(あさかくにつこじんじゃ)では、今「豆まき」に使う「升作り」が行なわれています。豆まきに使う升は、京都産の「ヒバ」で作られていて神職(しんしょく)の安藤重義(しげよし)さんが安積國造神社の焼印が押された升に縁起の良い「福(ふく)」と「寿(ことぶき)」の二つの文字をひとつひとつに書き込んで行きます。ヒノキの香りが漂う中での作業は今月いっぱい続けられあわせて200個の升を仕上げるということです。安積國造神社では来月3日の節分の日に午後5時と6時そして7時のあわせて3回、年男と年女の人たちおよそ100人がこの升を使って豆をまき今年の厄払いをする事になっています。

喜多方市長選〜新人の山口氏が初当選(01月25日)

きのう行われた喜多方市長選挙では新人の山口信也(やまぐちしんや)さんが他の候補に大差をつけ初当選しました。きのう投票が行われた喜多方市長選挙では、新人で元熱塩加納村長の山口信也さん・69歳が1万2502票を獲得して次点の候補に3500票あまりの差をつけ初当選しました。喜多方市長選挙の投票率は75.28パーセントでした。現職で再選を目指した白井英男(しらいひでお)さんは合併前から通算で12年間市長を務めた実績を訴えましたが、山口さんに6千票近い大差で敗れ有権者の厳しい評価を受けた結果となりました。山口さんの任期は来月12日からの4年間となります。

伊達市長選挙で再選の仁志田氏に当選証書(01月25日)

任期満了に伴いきのう行われた伊達市の市長選挙で接戦を制して当選した現職の仁志田昇司(にしだしょうじ)さんに当選証書が渡されました。きのう投票が行われた伊達市長選挙では、現職の仁志田昇司さん・65歳が1万7390票を獲得し2期目の当選を果たしました。投票率は65.3パーセントでした。合併後初めての選挙戦となった伊達市長選挙には、現職の仁志田さんのほかに新人2人が立候補し、次点となった前の伊達町長冨田健一郎(とみたけんいちろう)さんと仁志田さんとの差はわずか278票という接戦となりました。一夜明けてきょう当選証書を受けとった仁志田さんは、激戦を振り返りながら2期目に向けた決意を新たにしました。仁志田さんの任期は来月12日からの4年間となります。

県が最低制限価格引上げ〜入札制度見直し(01月25日)

県が発注する公共工事の入札で受注した業者が採算割れをするケースが多くなっていることから、県はきょう、入札の「最低制限価格」を引き上げることを決めました。これは、きょう開かれた県の入札等(とう)制度改革部会で決まったものです。県では、4年前の談合事件を受け県が発注する公共工事の入札は原則として誰でも参加できる「条件付き一般競争入札」で行っていて、それ以来、業者同士の競争が激しさを増し低い価格での入札が続いています。県によりますと、去年、県が発注した工事の予定価格に対する平均落札率はおよそ85パーセントと低い水準となっています。さらに予定価格が1千万円未満の工事では半数以上で平均落札率が80パーセントを下回り、無理をして受注した結果「採算割れ」をする業者も多くなっています。このため、県は工事の品質を確保するとともに厳しい環境にある建設業の雇用対策につながるとして、入札の「最低制限価格」を予定価格のおよそ85%から90%の間≠ノ引き上げることを決めました。県では、規模が小さい工事ほど最低制限価格の引き上げの率を高くすることにしています。新しい制度での入札は1月補正予算案に盛り込む工事から実施することにしています。

国公立大学で一般入試出願始まる(01月25日)

国公立大学の一般入試の願書の受け付けがきょう始まり、県内でも3つの大学で願書を受け付ける作業が始まりました。県内で、きょうから願書の受付けが始まったのは「福島大学」と「県立医科大学」それに、「会津大学」です。このうち、福島大学の2つの学群の一般入試の募集定員は、去年と同じ670人で、志願状況はあすから大学のホームページなどで見ることが出来ます。また、福島大学と会津大学では新型インフルエンザで欠席した受験生に対しては「追試験」などの特例措置を設けることにしています。福島大学の願書の受付けは来月3日までで、試験は前期が来月25日と26日後期は3月12日に行われます。福島大学では例年、願書の締め切りに間に合わない受験生がいることから、余裕を持って出願してほしいと話しています。

新規高卒者採用企業に雇用助成金(01月25日)

県はこの春高校を卒業し就職を希望する生徒の就職促進を目的に来月以降に新規高卒者の採用を決めた企業に対しひとりあたり15万円を助成することにしました。これはきょう開かれた定例会見で佐藤知事が明らかにしました。県内の新規高卒者の就職内定率は去年12月末現在でここ5年間で最も低い73.6パーセントと、厳しい状況が続いています。こうした状況を受けきょう明らかにされた制度は来月1日以降に新規高卒者に採用内定を出した企業に対し、内定者1人あたり15万円の雇用助成金を支給するというもので、県として初めての取り組みです。県では新規高卒者200人分、3千万円あまりを1月の補正予算に計上することにして県ではこの制度を6月まで継続することにしています。

会津坂下町で小学生が酒造見学(01月25日)

会津坂下町にある小学校の児童たちが地元の酒造会社を訪れ自分たちで品質検査をしたお米がお酒になるまでの過程を学びました。会津坂下町にある「曙酒造」を訪れたのは若宮小学校の5年生18人です。児童たちは去年の秋に会津坂下町で収穫されたお米「瑞穂黄金(みずほこがね)」の品質検査を体験していてきょうは、そのお米がお酒にもなることを知ってもらおうと仕込み作業の見学会が開かれました。児童たちは担当者からどのような流れでお酒ができるかを聞いたり日本酒造りにはかかせない麹米を食べたりしてみました。また大きなタンクのなかで酵母が発酵しているところを見るとぶつぶつと泡がでている様子に驚いていました。会津坂下町では子どもたちの稲刈り体験や工場見学などを通して今後もお米の大切さを学んでほしいと話しています。

地デジで県内放送局5社が県に協力願い(01月25日)

地上デジタル放送への完全移行まできょうで一年半。県内のテレビ局の代表が佐藤知事に協力を要請です。佐藤知事を訪ねたのは県内にあるテレビ局の代表5人です。現在のテレビ放送は、アナログとデジタルの両方で行われていますが、アナログ放送は来年7月24日で終了します。県内の地上デジタルテレビの普及率はおよそ65パーセントで、全国で38番目となっています。テレビ局の代表は佐藤知事に「受信機の購入やアンテナの整備に県民の理解が得られるように県としてPRをしてほしい」と協力を求めました。県内の放送局は、現在、地上デジタル放送の送信設備の工事を進めていて年内には終了する予定です。

自衛官が放置自転車乗り回し懲戒免職(01月25日)

陸上自衛隊福島駐屯地の男性自衛官が、仙台市内で、放置自転車を乗り回したとしてきょう、懲戒処分を受けました。懲戒処分を受けたのは陸上自衛隊福島駐屯地に勤務する22歳の男性陸士長です。福島駐屯地によりますとこの陸士長は、去年9月26日、宮城県仙台市で歩道橋の下に放置されていた自転車を無断で乗り回していたところ、警察官に職務質問を受け、占有離脱物横領の疑いで検挙されました。陸士長は当時、訓練のため、宮城県に滞在していてこの日は休日だったということです。陸士長は「およそ2キロ先の本屋に行こうとした。自覚が足りなかった」と話しているということです福島駐屯地はきょう付けでこの陸士長を停職1日の懲戒処分としました。