岡山放送局

2010年1月26日 18時21分更新

あさくちブランドの発表会


浅口地域の特産品を商品化して共通のブランドとして売り出そうと地元の商工団体などが新たに開発した商品の発表会が開かれました。

浅口市や里庄町の商工会や農協、それに漁協などは地域産業の活性化のために地元の特産品を商品化して「浅口の幸」と名づけた共通のブランドとして売りだすことになりました。

26日の発表会には、商品開発にかかわった担当者などおよそ50人が参加しました。

新たに開発された商品は、地元特産のかぼちゃを使ったスイーツや、瀬戸内海で水揚げされる藻貝のつくだ煮、それにいしもちを使った南蛮漬けやから揚げなど16種類あります。

このうち、くりぬいたかぼちゃを使ってケーキを作った洋菓子店の担当者は、「かぼちゃの形を壊さずにケーキを作るのが難しかった」と話していました。

このあと、商品の試食会が行われ、参加した人たちは、地元で親しまれてきた食材を使った自慢の商品を味わっていました。

浅口商工会の田淵純雄会長は「ブランド品として知名度を上げるのと同時に、多くの人が商品を求めて浅口地域を訪れるきっかけにしたいです」と話していました。

商工会では、ことし4月から県内のほか大阪や東京の百貨店などで商品を販売することを検討しているということです。