2010年1月26日 18時21分更新
節分を前に豆まきをしながら子どもたちに犯罪に巻き込まれないよう呼びかける催しが岡山市南区の幼稚園で開かれました。
岡山市南区泉田の芳田幼稚園には子どもたち80人あまりが集まりました。
はじめに岡山南警察署の佐能積地域交通官が「病気やけがのほかにも皆さんのまわりにはたくさんの鬼がいます。車の事故や子どもを連れ去っていく悪い人です。しっかり豆まきをして悪い鬼を追い払いましょう」とあいさつしました。
そして非番の若手警察官がふんする5匹の鬼がグラウンドに走り込んでくると、子どもたちは「鬼は外、福は内」と叫びながら豆をつかみとっていきおいよく投げていました。
鬼たちがかぶった鬼の面はこの日のために幼稚園の子どもたちが書いたものでそれぞれの体には「おかしどろぼう」や「じてんしゃどろぼう」と書かれています。
子どもたちは犯罪を起こす悪い鬼たちを協力して退治すると、「悪い泥棒の鬼が来ないようにした」とか「豆をまいたら鬼が逃げていった。楽しかった」などと話していました。