総合格闘家を目指す元オリックスの古木克明(右)にバトンを渡した?立川隆史=新宿FACE
「サバイバー」(25日、新宿FACE)
プロ野球のロッテ、阪神でプレーし、その後K-1に転向した立川隆史(34)が、引退興行のキックボクシング大会「サバイバー」で、K-1ヘビー級王者・京太郎(23)とエキシビション戦を行った。
立川はデビューから3連勝したが、08年以降は3連続1回KO負け。6戦目となった09年3月の試合後、限界を感じて引退を決意した。通算3勝(2KO)3敗。
K-1トライアウトの同期・京太郎との“さよならゲーム”では左ボディーブローと右ローでグロッギーになりながらも、大「立川」コールに応えて見せ場を作った。
引退式では感極まりながら「野球ではできなかった引退試合を京太郎君とやれて、温かく見守ってもらったことは忘れない」とあいさつ。長女の七菜ちゃん、長男の正真君、元オリックスで格闘家を目指す古木克明らが花束を贈呈した。今後は野球と格闘技で、後進の育成にあたる。
(2010年1月25日)