6日午前10時35分ごろ、滋賀県東近江市今町のJR東海道線の四軒屋踏切(警報機、遮断機付き)で、長浜発姫路行きの新快速電車(8両、乗員乗客約500人)が、踏切内に進入してきた乗用車と衝突した。JR西日本や県警東近江署によると、車は約80メートルひきずられて大破。運転していた同市の会社役員、清水裕一さん(38)が死亡した。乗員乗客にけがはなかった。この事故で、JR西は米原-安土駅間で運行を取りやめ、事故に遭った電車の乗客は、約500メートル離れた能登川駅まで徒歩で避難した。【後藤直義、前本麻有】
毎日新聞 2010年1月6日 大阪夕刊