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2010鳩山政権

デフレ脱却、菅経財相「2、3年の間には道筋、期待」

2010年1月26日12時23分

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 2009年度2次補正予算案の参院予算委員会での審議が26日、始まった。菅直人副総理兼経済財政相は、物価が持続的に下落する「デフレ」から脱却する時期について「2、3年の間にはデフレ脱却の道筋が見えてくると期待している」と述べた。自民党の林芳正氏への答弁。

 政府が昨年末に発表した新成長戦略では、20年度までの国内総生産(GDP)の名目成長率を平均で年3%、物価変動を除く実質で2%とする目標を掲げた。このため物価は今後上昇に転じ、20年度までの平均で年1%上昇する緩やかな「インフレ」となることを想定していることになる。菅氏は1%のインフレ率となる時期について「来年、再来年にはこういう数字に近づけていきたい」と述べた。

 また、具体的な物価見通しについては、「5月、6月に中期財政フレームがまとめられた時に発表できる」とも述べ、11〜13年度の複数年度の歳入・歳出見通しをまとめた「中期財政フレーム」の中に盛り込む意向も示した。

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