ちょっといい話?
2009-11-17 12:19:27
テーマ:ブログ
本文はここから
私にとっては、いい話なんだけど
世間的にはどうかなぁ~?
あれは、息子がまだ1歳になるかならないかくらいの頃なので
15年前の話です。
1本の間違い電話が家にかかってきたのです。
「間違えておかけになってると思いますよ、私は○○ですから」
「えっ?番号は○○の○○○○ですよね?」
「番号はあってるんですけど。。。」
かけてきたのは男の人。
その人は会社の先輩に誰か紹介してくださいよ~といって女の人を
紹介してもらったらしい。
その頃はまだ携帯電話が高価な時代だったので
電話番号といえば家電。
とりあえず、電話番号だけ教えてもらって
あとは当人同士で会う日を決めてくれと言われて
電話したらしい。
それが、うちだった。
その先輩の名前を聞いても、全然心当たりがなかったので
そう言った。すると彼は
「よかったらお話できませんか?」と聞いてきた。
声の感じからは悪い人っぽくなかったし
とても暇だった私は
「いいですよ」
と言って、たわいもない会話を1時間くらいした。
「また、かけてもいいですか?」
「この時間なら、暇だしいいですよ」
そして、毎日決まった時間に電話がかかってくるようになった。
私もその電話が楽しみになってきて
毎日、毎日楽しいお話が続いた。
ある日
「今度、お会いしませんか?」
「。。。。」
ちょっと考えてしまった。
会ったら、お互いイメージが崩れるんじゃないかと。。。
ちょうど季節は夏。
「花火大会を一緒に見に行きませんか?」
私は聞いてみた。
「誰かに似てるって言われたことありますか?」
「加勢大周に似てるってよく言われます」
え~!!じゃあ、かっこいいじゃん!まじで?
と思ったけどちょっと見たくなってしまった。
花火大会の日に駅で待ち合わせした。
一応、服装は聞いていたけど
服がわからなくても、すぐわかった。
だってホントに加勢大周に感じが似てたから。
向こうもすぐわかってくれた。
私が誰に似てるっていったかはノーコメントだけど。
「すぐ、わかりましたよ」
「私もです。」
私は恋に落ちてしまった。
その日はとっても楽しくて、あっという間に時間がすぎて
送ってくれた車の中で、車を降りるのがイヤだった。
自然な感じで私達はキスをしていた。
そして
「つきあってください」
と言われた。
私は
「はい」
と言って
私達は付き合いだした。
2年半後に私達は別れてしまったけど
1本の間違い電話のおかげで
私は素敵な恋をすることができた。
あの電話にとても感謝している。
1 ■無題
そんなこともあるんですね。
奇跡としか言いようがないですね。
でも、あの時代だからじゃないですか?
今だったら、絶対に警戒しますよ。