<< January 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< はぴばすでー。 | main | 目指せ完結。 >>

3A07



ネタバレ注意ですよ。
あずさのプロデューサーにとっての高ーいハードル。
存在を排除された上に、あなたがいなくても大丈夫、と
凄まじいクオリティで告げられてしまったわけなので、

「自分が、あずさを幸せにしたい」ニコマスPは、
これを超える映像的・物語的な説得力を持って、
これ以上の「俺といる方があずさは幸せ」を表現していってほしいな、なんて思う。

シナリオの方向性は賛否両論あるだろうけど、
映像表現としては、きっとアイマスファンが心底望んでいた景色がここにあるんじゃないだろうか。

このレベルのクオリティを維持したままシリーズものを作って、
15分枠で三ヶ月くらい毎週末に放送したら、ニコマスの世界が変わるかもしれない。おおげさ?
でも、ただ感動しただけじゃなくて、「こういうの作りたい」という人が増えれば、
やっぱりそっちに流れも向かっていくんじゃないかな。




それから、セバスチャンPのモデルについては、初夏の美希のときに、
悔しくなるくらいに見とれてしまったことがあって(当時はウブだった)、
おかげで3Dに踏み込むきっかけのひとつにもなって、
モデリングやセットアップについての記事を参考にしながら、
今回の動画に至るまでの過程を楽しみに待っていたんだけど、

モデリングをはじめ、セットアップ、
アニメーション、レンダリングなどの3D関連の手間だけを考えても、
想像するだけでちまちまちまちま、本当に気の遠くなる作業で、
自分だったらモチベーションが続かないだろうなと思う。

本当にお疲れ様と言いたい。





この動画は、シネMADという企画の出展作品みたい。
合作のパワーってやっぱり、すごいんだね。

「ニコマス」は、アイマスとは別の方向に進化しつつあるのかもしれないね。

HoneyStarCompany * - * 02:09 * comments(4) * trackbacks(0) * pookmark

コメント

後はこれを作るのを楽にできるソフトが出てくれば、紙芝居クリエーターなみにニコマスだけじゃなく、いろいろなジャンルにも普及しそうなんだけどなぁ・・・


あ、お久しぶりです。
Comment by ミヤビ @ 2009/11/24 8:45 AM
>これを楽にできるソフト
「楽に」という発想はないかなぁ。
それを言い出したら、絵でも漫画でも小説でも作詞作曲でも、
すごいクオリティのものを誰でも楽にできるソフトが出たなら、そりゃ普及するだろうし、
インフレ起こした文化があっという間に崩壊するでしょうね。


ただ、何百時間とか何千時間とか、ひたすらこつこつ打ち込んだなら、全く同じものはできなくても、
こういう作品にたどり着くことはできると思います。

そこまでいかなくても、初心者が映画的な方向性のものを作りたいなら、たとえば、MMDからでも入ることはできます。
ミク関連ではすでに名作たくさん上がってますしね。


ソフトの土壌は現状でも整いつつあるので、あとはやりたい人が増えるかどうかという段階だと思います。

ひとつひとつの作品を作り上げるのに相応の時間がかかるので、
一人二人じゃなく、数十人単位のニコマスPが一気にこの分野へ参戦して、相互に影響を与えつつ、
入れ替わり立ち替わりに良作を出し続けたりなんてすれば、
新たな主流ジャンルになることもあるかもしれません。


『自分もこういうの作りたい!』って思った人がどれくらいいて、どんな風に動いてくのか、ちょっと楽しみ。
Comment by res: @ 2009/11/24 5:28 PM
まぁ基本、あずさはそのくらいの器量を元から持っているわけで。

それを具現化したものがこれかなと個人的な感想。


あと、「俺といる方があずさは幸せ」というのはみんなやっているから
自分なりのカラーをどういう風に出せるかでかなり違ってくると思う。

越えるとかなんとかは本来いらないはずなんだけどねー


あとIRCかどこかで言ってたけど、
「開拓の07、技術の08」って。
では今年はどうなんだろうと。

個人的には「融合の09」かなと。MMDとかも表現方法に取り入れる
ことも多くなってきたし。その他もろもろ

まだ1カ月あるけど来年は「感情の年」であってほしいなぁ。
笑顔だけじゃなくこういうものも含めたものがあってはじめて深くなるから。
技術だけじゃなかなかできない領域だし。
Comment by 三浦勇士 @ 2009/11/24 5:58 PM
漠然と頭ん中で「こんなこといいな♪できたらいいな♪」って妄想にしか過ぎなかったものを、
たとえばこんな感じで誰かが形にしていくことで、「自分にもできるかも」と追随してゆく意識が生まれるのかな、とか。
自分もそうだったし。


器量。は、まだまだあんなものではないと。
シナリオの構成やセリフのセンス、シーンごとの演出はすごくすてきですけど、
誰か殺して綺麗に締める、みたいな本筋については自分が一番してほしくなかった展開でした。
あのP生きてたら、あずさはあれよりさらに、もっともっと幸せになれるのに、もったいない、なんて無条件に信じちゃってるからです。

まあ、あくまでも二次創作だから、ここの感じ方は人それぞれですね。


自分の中では……あずさは無条件に幸せになるべき女の子なんですよね。
一年後にきっぱりアイドルやめちゃうとこが象徴的で、
曇りひとつないくらい幸せで、ずっと笑顔でいてほしいなんて勝手に思ってます。

そんなで満足してたからわざわざ動画作ったりもしなかったんですけど、
今回みたいな動画見ると、刺激うけますね。

「俺といる方が」とは言わないけど、「Pといる方があずさは絶対幸せ」という動画は、いつか作りたいと思ってしまいました。



それから……
超えるうんぬんは、いらない人にとってはいらないだろうけど、
いる人にとっては一番の原動力になるのです。
ソースは俺です。
Comment by res: @ 2009/11/24 8:05 PM
コメントする









トラックバック

このページの先頭へ