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2010年1月25日(月) 19:15 |
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広域ごみ処理施設、事実上白紙に
備前市、瀬戸内市が脱退を表明している東備地域4つの市と町による広域ごみ処理施設の建設問題です。 和気町は、臨時議会を開き、赤磐市との事業継続を行なわない方針を示し、建設計画は事実上白紙に戻りました。
和気町の臨時町議会で話し合われたものです。 東備地域の広域ごみ処理施設の建設については、4つの市と町による組合から備前市と瀬戸内市の脱退が表明され、赤磐市もそれに同意、残された和気町がどう対応するかが問題となっていました。 議会で、大森町長は2市の脱退を認めたうえで、赤磐市と和気町で組合を残し建設を進めた方が、町の負担は軽いなどの考えを示しました。 一方、一部の町議からは、町単独での実施についても検討すべきといった反対意見が出るなどし、採択では賛成と反対同数で議長採択となり、赤磐市と事業を行うという町側の主張否決されました。 その後の議会では、和気町は組合から離脱し、今後の取り組みについて検討すべきであるとした議員決議が話し合われました。 この議員決議についても、議員からは、組合から離脱し町単独や、改めて他市と協力して行うことは可能なのかといった反対意見が出ました。 反対派の議員が採決を拒否して議場を退席する中、組合の離脱についての決議は可決。 ごみ処理施設建設については事実上白紙の状態に戻りました。 ごみ処理施設の建設はどのようになるのか?組合の今後については、4つの市と町で作る正副管理者会議で話し合われることになります。
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