民主党・小沢幹事長の「政治とカネ」を巡る問題で、民主党の検察を牽制する動きが自民党から批判される中、高嶋筆頭副幹事長は「自民党もそうした動きをしていた」とする資料を役員会で配布しました。
資料はリクルート事件に関連し、1989年に自民党政権の法務大臣が「検察が情報を漏らした場合、指揮権の発動を促すことにもなりかねない」と答弁した議事録と、1998年に自民党が検察の情報漏洩問題に関する調査会設置を決めたと伝える新聞記事です。
小沢氏の「政治とカネ」の問題を巡っては、民主党が「捜査情報漏洩対策チーム」を作るなど、検察を牽制する動きを強めていることに対して自民党から批判が出ていました。
資料を配った高嶋氏は役員会で、「我が党の情報漏洩対策チームに自民党がクレームをつけているようだが、自分たちの時には既にこういうことをやっていたではないか」と述べたということです。(25日21:09)