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ゴマキの母 死の直前「死んじゃいたい」

 大勢の報道陣が駆けつけた後藤真希の自宅=都内
 大勢の報道陣が駆けつけた後藤真希の自宅=都内

 「モーニング娘。」の元メンバーで歌手・後藤真希(24)の母、後藤時子さん(55)が23日午後11時50分ごろ、東京都江戸川区東瑞江2丁目の自宅3階から転落し、路上で血を流して倒れているのを後藤が発見した。時子さんは頭を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。時子さんは、亡くなる直前まで自宅近くの居酒屋で飲酒しており、帰り際に「死んじゃいたい」と自殺をほのめかす発言をしていたことが、デイリースポーツの取材で明らかになった。

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 江戸川区東瑞江の自宅から徒歩5分ほどの居酒屋の女性店主によると、時子さんがこの店を訪れたのは23日午後6時ごろ。午後10時半ごろまで約4時間半にわたり、後藤の「元運転手」という60歳代の知人男性と飲食を共にしていた。注文したのは瓶ビール2本、焼酎2杯にタラチリ、豚足、おしんこ。男性はアルコールを飲めなかったため、ビールなどはすべて時子さんが飲んだという。

 時子さんは10年以上前から同店の常連で、後藤自身も訪れることがあった。ここ半年は週2回ほどのペースで来店。23日も、カウンターの別客と談笑するなど、いつもと変わらない様子だった。

 しかし、帰り際に「ちょっと死にたくなった」「死んじゃいたい」と気になる言葉を漏らしたという。女店主が「なんで?」と聞くと、(服役中の息子)祐樹受刑者に会えないことや、昨年末に閉店した自分の店(居酒屋)のことを気にしていたという。

 旧知の仲である店主は「でも、まさか自殺なんて…」と店を出た直後に起きた突然の悲報に驚きを隠せなかった。

 月3回ほど面会 時子さんは、強盗傷害容疑などで懲役5年6月の実刑を受け、服役している元タレントの祐樹受刑者と、月3回ほど面会していたといい、以前にも、同店で「祐樹と会えなくて寂しい」と漏らすことがあったという。

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