昭和のプロレス。四方山話

発掘した古いネガから思い出話を語る

ハゲはマズイでしょ

スポーツ2010年01月23日 03:10 | フォルダ : プロレス

関連キーワード :プロレス豊登ハゲ

「あのハゲ・・・」
本人のいないとこで聞くことがある。まぁ大抵は悪口だ。

Wikipediaでも〝総じて俗語でありコンプレックスのある人も多いため、度々悪口として用いられる。
悪口として使用される場合、大抵カタカナで「ハゲ」と表記される。
公的な場所ではまず用いるのはよくない〟
とある。

ところが、昭和39年(1964年)の本紙を見ると、これが堂々と見出しや原稿、写真のエトキにまで使われていた。

11月10日付け本紙3面


記事をかいつまんで紹介してみよう。
 『(1本目反則勝ちを拾った日本組)豊登は怒った。顔面を〝金時〟のようにして「悪党どもでてこいっ!」と怒号、外人コーナーに頭から突っ込んだ。(中略)追ってくるヘス(カール・フォン・ヘス。反則オンリーの怪奇派)に猛烈な殺人タックルをあびせた。
吹っとんだヘスはクルト(フォン・ストロハイム。ストロハイム兄弟の兄。頭がツルツル)に激突。クルトが悲鳴をあげて場外に転落すると、豊登はマリのようになって場外に敵将クルトを追った。
場外で猛烈な体当たりを連発。さらにハゲ頭をつかんでリングコーナーに叩きつけると、蹴とばしさらに鉄柱に激突させてついにKO。(中略)リング上では大将をやられたヘスがウロウロ・・・吉村がボデースラムで叩きつけ、コーナーバッグへ激突させて空手チョップのメッタ打ち。さらに豊登も怪力ボデースラムを連発・・・袋叩きにされたヘスは蛙のように腹を上にしてのびて吉村にフォールされた。(原文のまま)』
まさに試合展開が目に浮かぶ、何て面白い原稿なんだろう。
ただ、どこが〝電撃忍法〟なのかはハッキリわからない・・・ハゲ殺しは・・・わかりやすいかも。

別な日の写真のエトキにはこんな説明が・・・


ハゲ頭激突。ハゲとハゲとのハチ合わせ・・・すごすぎる。
昔は大らかだったのでしょうか?

現在(いま)では、まず見ることが出来ないでしょうね。

こんな歌を発見した・・・


悲しいメロディーだ・・・。
頭のてっぺんが妙に気になりかけ始めた今日この頃・・・

投票してね!東スポトピックスランキング

この記事をブックマークする Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに投稿 newsingに投稿 Choixにブックマーク イザ!にブックマーク twitterでつぶやく

前の記事次の記事

プロフィル

ブログタイトル

木明勝義のプロフィル 北海道出身。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業後、 1981年カメラマンとして東京スポ
…続きを読む

 2010年01月 

S M T W T F S
     1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       

フォルダ

最新エントリ

月別アーカイブ

面白キャラ満載!東スポ名物記者図鑑


ブログパーツならブログデコ!!

このページのトップへ