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“参院選出馬”の格闘王・前田日明氏に聞く

2010年01月25日
ノンセクション

関連キーワード :前田日明政治

小沢一郎民主党幹事長(67)の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題をめぐり、時の政権与党が大揺れだ。そんな逆風の中、政界へ打って出ようとしているのが格闘王の前田日明氏(50)だ。今夏の参院選比例代表に民主党から出馬が内定している前田氏が小沢氏問題から政界進出への意気込みまでを本紙に語った。

政治の世界は格闘界と似ている

――出馬を決めた時期と小沢幹事長から話はあったのか

前田氏:(昨年8月30日の)衆院選が終わってからですね。今回の話に関しては自分の口から「やらしてください」と民主党の方に言いました。

――小沢幹事長の土地問題が世間を揺るがしている。どうみているか

前田氏:政治資金の帳簿の問題はどの議員に聞いても訂正で済むのに小沢さんだけが調べ上げられている。そこまでやるんだったら議員全員をやればいいのになぜやらないのか? それだけに不自然さと疑問の両方を感じるよね。

若い世代に自分たちが青春を送った時代の豊かさを経験させてあげたい

――政治には以前から高い関心があった

前田氏:外交、環境、内政、教育…と問題は山積み。公共事業投資をやっても景気に反映しないじゃないですか。官僚が直接的にかかわっているファミリー企業に全部、公共事業が回っているから。日本の経済は官僚社会主義なんだよね。石井紘基さんの本読んで、俺、驚いたんだよね。

――2002年に民主党の石井紘基議員(61=当時)が殺害され、日本の政治に危機感を感じたとも

前田氏:俺、もしバッジつけることができたら、石井さんの娘さん(ターニャさん)を政策秘書にしますよ。

――政治の世界で実現したいことは

前田氏:日本は世界第2位の税収大国で経済大国。国民に対し、日本の本当の立ち位置に見合ったサービスのある国にする。若い世代に最低でも自分たちが青春を送った時代の日本と同じくらいの豊かさを経験させてあげたいな、と。

そこら辺の議員より役に立つ。自信はあります

――過去にもプロレス、格闘界から転身した国会議員は多い

前田氏:そこらへんの国会議員より、国の役に立つと思いますよ。正直言って自信はあります。

――前田氏だからこそできることは

前田氏:政治っていうものはいい発想、いい意見だけを言って通るものじゃなく、調整力が必要。どれだけ自分がいろんなことを巻き込むか。そういう部分は何十年と経験してきましたから。政治の世界ってね、逆に(格闘界と)似てるんですよ。

――現在はアマチュア格闘技大会「THE OUTSIDER」を主宰している。兼ね合いは

前田氏:(国政を)やるからには真剣にやりたい。おんぶにだっこみたいな感じでそれに頼りすぎてお金の問題を起こすのも嫌ですし。(OUTSIDERは)世の中のちょっと足を踏み外した若い子にちょっとでもチャンスを与えようとやってますんで、今後も広げていきたい。

――政治家になっても現在の活動が生きてくる

前田氏:と、信じたいですね。(総合格闘技は)スポーツだからね。

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