22日午前5時15分ごろ、大分市顕徳町のJR日豊線東新町踏切付近で、線路上に自転車が置かれているのを回送列車(7両編成)の運転士が発見。ブレーキをかけたが間に合わず、自転車をはねた。けが人などはなかった。大分中央署は往来危険容疑で調べている。
同署によると、自転車は現場近くの住民が、自宅の駐車場に鍵をかけて置いていたもので、21日夕方まではあったという。JR九州大分支社によると、現場の線路は、22日午前3時半ごろ、夜行列車が通った時は異常はなかったという。
列車5本に運休や最大約50分の遅れが出て、約200人に影響した。
毎日新聞 2010年1月23日 地方版