歴史に耐えうる改革=成長+一体感
昭和の時代をなつかしむ声があります。平成の日本は昭和の日本とどこが変わってしまったのでしょうか。私は「国民の一体感の欠如」だと考えています。自分は社会の一員だ。共に頑張ろうという思いが薄れてしまったのではないでしょうか。平成の日本に国民の一体感を復活させるためにはどうしたらよいのでしょうか。私は国民が一体感を感じるためには、社会における「良質な中間層」の厚みが大切だと思っています。昭和の高度成長期、国民の八割が自分たちを中流だと考えていたと言われています。そして、自分達こそ社会の中心であり支え手だと考えていました。こうした「良質な中間層」の厚みこそ、健全な民主主義や資本主義の基盤だと考えています。少子高齢化時代を迎え、資源小国日本は、成長力や活力の維持の為にこれからも改革を進めていかなければなりません。合わせて、「良質な中間層」の厚みを回復することによって、国民の一体感を維持しなければなりません。この二つを両立させることによって、多くの国民が自分を社会の主役の一員だ、共に頑張ろうと思えるような社会を作っていきたいものです。ぜひ、皆さんの力をお貸し下さい。
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