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調査会法情報100122（韓国地方議会で「慰安婦」決議）
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≪韓国地方議会で「慰安婦」決議≫
★井邑（チョンウプ）市議会が「慰安婦」問題解決要求決議（１月１５日）
★陜川（ハプチョン）郡議会も「慰安婦」決議を採択（１月２１日）
（強制動員真相究明ネットワーク提供）
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≪韓国地方議会で「慰安婦」決議≫
韓国の地方議会で日本軍「慰安婦」問題の解決を求める決議が相次いでいる。
今年に入って全羅北道の井邑（チョンウプ）市議会は１月１５日、日本政府に公
式謝罪を求める決議を採択した。１月２１日には慶南陜川（ハプチョン）郡議会
が日本政府に公式謝罪と真相究明を求める決議を採択した。韓国の地方議会決議
は大邱、京畿道・富川、慶尚南道議会、慶尚南道・統営、巨済市の５議会が既に
行っており、井邑と陜川郡議会で７議会となった。井邑市議会決議は以下の通り。
井邑(チョンウプ)市議会 日本軍慰安婦問題解決要求決議案
井邑市議会は、この19年間日本軍慰安婦問題解決のために、国内はもとより、
国際的関心を起こして活動してきた被害者たちおよび民間諸団体の努力と、
米国、ヨーロッパ連合、オランダ、カナダ、台湾などの国々の議会で採択され
た日本軍慰安婦動員の謝罪と法的賠償、歴史教科書への記録などを日本政府に要
求した決議書と、
2008年10月に採択された大韓民国国会での決議を積極的に支持・激励し、この
間国連人権委員会、国際労働機構、国際アムネスティ、米国下院などで数回にわ
たって日本政府の公式的な謝罪と法的賠償、正しい歴史教育などを日本政府に勧
告したにもかかわらず、日本軍慰安婦被害者たちの要求と国際社会の勧告を受け
入れずにいる日本政府と日本の国会の態度に深刻な憂慮を表明して、
韓・日間の過去事の問題の正しい解決のために、日本政府が一日も早く国際社
会の勧告を誠実に履行して、日本軍「慰安婦」被害者の名誉と人権回復に前向きの
姿勢で臨むことを、12万の井邑市民の念願を込めて、次の通り決議する。
��. 日本政府は、1931年の中国侵略から1945年の敗戦に至るまで、我が国とアジ
ア太平洋地域の少女と女性たちを連行して、日本軍の性奴隷にした非人道的犯罪
の事実に対して、公式に認め、真実の謝罪と歴史的で法的な責任を履行すること
を求める。
��. 日本政府は、日本軍慰安婦被害者たちが一人でも多く生きている時に、謝罪
と賠償を実現しうるように、行政的、立法的制度を迅速に用意することを求める。
��. 日本政府は、日本軍慰安婦のような類似犯罪の再発を防ぐために、日本の歴
史教科書に真実だけを正しく記録し、現在と未来の世代を教育することを求める。
��. 日本の国会は、日本軍慰安婦制度に対する真実究明と被害者に対する公式認
定、法的賠償を実現するための特別法を一日も早く制定することを求める。
��. 大韓民国政府は、この19年間国連や米国、ヨーロッパ、アジアなど世界を回
りながら、日本軍慰安婦問題の解決のために努力している被害者と民間諸団体を
最善を尽くして支援し、日本政府が公式謝罪、法的賠償および歴史教科書への記
録を履行するように、外交的、行政的努力を尽くすことを求める。
このように井邑市議会は、被害者たちおよび市民たちとともに、日本軍慰安婦問
題が正しく解決されて、被害者たちの名誉と人権が一日も早く回復しうるよう
に、持続的な関心と持続的な努力を傾けることを決議する。
2010年1月15日
全羅北道井邑市議会議員一同
[ 翻訳：福留範昭 ]
★井邑（チョンウプ）市議会が「慰安婦」問題解決要求決議（１月１５日）
[ニューシス 2010-01-15 15:03]
井邑市議会、日慰安婦問題解決要求決議案採択
【井邑（チョンウプ）=ニュシス】シン・ホングァン記者= 全羅北道の井邑
（チョンウプ）市議会は、15日から21日までの7日間の日程で第153回臨時会を開
催する。
今回の臨時会は、2010年度の主要業務の推進計画を実科所別(?)に聴取し、張ハ
クス議員が発議した▲井邑市住宅条例一部改正条例案と、井邑市長が発議した▲井
邑市児童女性保護連帯の構成および運営に関する条例案などを処理する計画だ。
市議会はまた、張ハクス議員が発議した「日本軍慰安婦問題解決要求決議案」を
採択し、関連部署に発送した。
決議案は、日本軍慰安婦問題の解決のために国内外的に活動してきた被害者たち
および民間諸団体の努力に支持を表わす内容を含んでいる。
また、米国などのさまざまな国の議会で採択された慰安婦動員への謝罪と法的賠
償、歴史教科書での記録などを日本政府に要求した決議書と2008年10月に採択さ
れた国会決議に対して、支持の意志を明らかにした。
チョン・トジン議長は、「今回の臨時会は6月の任期満了を控えているが、最後
まで初心を忘れず、地域の発展のためで市民に夢と希望をあたえる議員活動を
行っていく」と明らかにした。
★陜川（ハプチョン）郡議会も「慰安婦」決議を採択（１月２１日）
[聯合ニュース 2010-01-21 15:24]
陜川郡議会、慰安婦問題解決要求決議案 採択
(陜川=聯合ニュース)チ・ソンホ記者=慶南陜川（ハプチョン）郡議会は、日本軍
「慰安婦」問題の解決を求める議案を採択し、大統領府と政府の部署、駐韓日本
大使館などに送ることにした、と21日明らかにした。
決議案は、民主労働党比例代表の朴ヒョンジュ議員をはじめとする議員9名が発
議した。朴議員は、「慰安婦」の真実究明が始まって20年が過ぎたのに、日本政
府は公式謝罪と法的責任を全うせず、この解決を求めるために決議案を提出し
た」と語った。
決議案は、「日本政府は、1930年から1945年従来に至るまで我が国とアジア、太
平洋地域の幼い少女と女性たちを強制的に日本軍の性奴隷にした反人権的・反倫
理的犯罪の事実に対して公式に認め、正しい謝罪とともに徹底した真実究明をす
ることを求める」という内容を含んでいる。
陜川郡議会はまた、韓国政府に対しても、「国際社会と日本の市民・団体の良心
ある声に耳を傾け、自国民の人権回復と正しい歴史定立のための専門機構を設置
し、日本政府に法的制度の用意と専門機構の設置を要求する外交的協商に早く取
り組め」と要求した。
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調査会法情報を提供している
戦争被害調査会法を実現する市民会議のＵＲＬ
ＵＲＬ http://www.geocities.jp/siminkjp/
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