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PLブログ

2010-01-25 09:24:19 テーマ:ブログ
http://blog.goo.ne.jp/keigo_sanada/

最期の書置き

2010-01-25 04:49:34 テーマ:日記帳

結局、焦がれていたのは俺だけ。

どうして、彼女が俺の告白に頷いたのかは分からない。

彼女にとって、恋人とは友人よりも距離のある存在だったのかもしれない。


…何が悪かったのか、それは分からない。

結局……俺は捨てられた。


俺が沼澤先輩にしたのも、きっと同じことだったんだろうな。

先輩のように、大人の器で受け止めることが出来ないのは、子どもだから。


武会も棄権したし、学園から籍も外した。



……全てを捨てて、誰に謗りを受けても共に並んで歩く覚悟を。

そう互いに誓ったはずだったけど、それを守ろうとしたのは俺だけだったのかもしれない。

全てを投げ打った俺に唯一残ったもの。

それから決別を言われたのなら…俺にはもう何も無い。


だから、これで俺の物語は終わり。

1年以上続いた、俺の学園での物語りは…終わり。

俺の人生に関わってくれた人たちに、ありがとう。

俺のことを最後まで愛してくれた、とても大人な女性にありがとう。そして、ごめんなさい。

幸せには…やっぱりなれないみたいだ。


さようなら。

恋人…恋愛…なんだろう。

2010-01-24 07:35:24 テーマ:日記帳

付き合うって…なんなんだろう。

俺自身は、沼澤先輩が最初の恋人だったし、壱姫で二人目。

情報が少なすぎて何とも言えないけど、少なくとも…友達よりは、一歩踏み込んだ関係……だと思ってる。


誰よりも好きだから、一緒にいたい…

一緒にいると幸せだから、逢いたいと願う…

逢いたいと願うから、逢えなければ切ない…


そういう、ものだと思ってた。

でも、他の人は違うのかな。


何ヶ月もすれ違いの生活だったり、

いろんな人の約束に囲まれて、中々逢えなかったり、

慌てて駆けつけても、素っ気無い態度だったり、


焦がれるとか、切ないとか、逢いたいとか、一緒にいたいとか…

そう言う風に考えるのは変わってるのかな。

他の誰よりも愛しいと、他の誰よりも触れ合いたいと、

他の誰よりも笑顔を見たいと、他の誰よりも言葉を交わしたいと、

他の誰よりも同じ時を過ごしたいと、他の誰よりも大事にしたいと、

他の誰よりも…特別でありたいと思っているのは、俺だけなんだろうか。

これは…弱く、醜い、ただの独占欲に過ぎないのだろうか。


俺は…どうすればいいんだろう。

全てを捨てて、それでも取りたいと思った手。それは、近いようで遠く、遠いようで近い。

願うことは、そんなに大袈裟なものじゃ無いはず。


"愛しい人と共に"


それだけ…なんだ。

他には何も要らない。

俺が愛しい人の特別で、彼女が俺の特別で…そして共に並んで歩けるなら他には何も要らない。

そう覚悟を決めて選んだ道。そう言って差し伸ばした手、握られた手。

手を取り合えたなら、それで願いは叶うと思ったのに。


もし、本当に神なんてものが存在するなら、一生に一度の願いだ。

俺の願いをきいてくれ…。

……無神論者が、こんな時だけ神頼みなんて都合が良すぎるか。

俺が尽力してどうにかなるなら、どんな努力も犠牲も厭わないんだけどな。


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