信長から謙信への盟約の証として送られた「洛中洛外図屏風(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」。黄金に輝くこの屏風を届けに春日山を訪れたのは、南蛮服の美しい少女・初音だった。初音が着ていたのは、ポルトガルの礼装。兼続は、初めて見る南蛮服に目を見張り、そんな初音を使いに出した信長という人物に興味を持つ。
直江信綱によると、「京の豪商播磨屋の娘御」という初音。若い女性でありながら、使者を務めるその堂々とした態度や、全てを見透かしたような様子が気にかかる…。果たしてその正体は敵か、味方か?
やがて兼続とも深く関わることとなる初音を演じるのは、長澤まさみ。主演の妻夫木 聡とは、過去に映画で兄妹を演じたことがある。妻夫木は、久しぶりの共演に「まさみちゃんのシーンを見ていると、あぁ、まさみも大人になったんだなと兄貴的な目で見ちゃって(笑)。今回は兄貴じゃないんだ、いかんいかん…と気持ちを切り替えるよう頑張っています」と再会をよろこんでいた。
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