鳩山内閣、「不支持」が「支持」を逆転です。JNNの緊急世論調査で、鳩山内閣の支持率は5割を割り込んで46.4%となり、逆に不支持率が5割を超えました。
調査は、民主党の小沢幹事長が検察の事情聴取を受け、記者会見する前の23日午前中から24日にかけて行いました。
鳩山内閣を「支持できる」とした人は2週間前の定期調査より6.6ポイント減って46.4%でした。一方「支持できない」は7ポイント近く増えて53.1%となり、鳩山内閣で初めて「不支持」が「支持」を逆転しました。
「支持できない」と回答した人にその理由を尋ねたところ、「鳩山総理に期待できない」が急増し、最多の理由となりました。
調査では、土地購入事件をめぐり検察と対決する姿勢を示している、民主党の小沢幹事長についても聞きました。
小沢氏と検察のどちらを支持するかという問いには、半数以上が「検察」と答え、「どちらも支持できない」が36%、「小沢氏」とした人は7%でした。
また、小沢氏の進退については「幹事長を辞任すべき」が36%、「幹事長だけでなく国会議員も辞めるべき」が37%で、「どちらも辞める必要はない」は23%でした。
小沢氏が説明責任を果たしているかどうかについては「果たしていない」が9割に達しましたが、小沢氏が会見した後の24日の調査に限ってみると「果たしていない」は87%でした。そして、8割の人が小沢氏は国会の参考人招致に「応じるべき」だとしています。
一方、鳩山総理が小沢氏に「どうぞ闘って下さい」と語ったことについては、7割が「問題がある」と回答しました。
また、小沢氏らに内部から批判の声があがらない民主党に対しては、6割が「イメージが悪くなった」としています。
政党支持率は、「民主党」が6ポイント近く減らして32.6%となる一方、「支持政党なし」が6ポイントあまり増えて38.9%と最大の層になりました。(25日01:59)