またもや差別発言を繰り返す創価学会関西婦人部員
これまでにも何回も差別発言を繰り返してきた創価学会関西婦人部員が、またやりました。

http://gree.jp/?mode=community&act=bbs_view&thread_id=12522798&offset=0&limit=0#sole-commentbox

・・・・・・・・・
159. 絵文字絵文字絵文字 (58) - 09/26 00:54

鬱病○○○○さんよ絵文字

矢沢永吉のコンサート行った事あるなら何故鬱病になるんだよ絵文字

鬱病になる奴は
人の事ばかり気にしたアホ輩や絵文字

永ちゃんのコンサートはWOWOWやケーブルでもやってるからなぁ絵文字

鬱病○○○○さんはにわかファンですか絵文字
あんた
鬱病○○○○は私に殺され前に矢沢永吉ファンに殺されてるわ絵文字

お前は何すんのも中途半端やもんな絵文字

そら
鬱病なりまっせ絵文字

それとも
○○○○とくいな鬱病得意の被害妄想ですか絵文字
実際何も出来んから鬱病になるんやもんなぁ〜絵文字

せいぜい体調良いとき外に出や〜絵文字



160. 絵文字絵文字絵文字(58) - 09/26 01:18

なんや
鬱病のババ寝とんのかいな絵文字

鬱はドタクソでよ〜寝よるもんなぁ〜絵文字
精神イカレとおんで絵文字

掃除せいよ絵文字

精神イカレテたら生活イカレテるからなぁ〜絵文字

・・・・・・・・・
絵文字を乱発しての差別発言は正気の沙汰ではありません。

そのコミュには学会員さんたちも参加していますが、ほとんどが沈黙しています。

この「創価学会関西婦人部員」は、みずから「池田先生命」「先生の弟子」を広言しています。

心ある創価学会員さんたちから見たら、この発言をどのように思われるでしょう。

3年以上もグリーで同様の言動を繰り返し、それを放置している学会員さんたちに幻滅を禁じえません。

「悪を見逃すのは悪を行なうのと同じである」(要旨)

牧口常三郎会長の言葉を守れない創価学会員ばかりなのでしょうか。

さらに、このような人物とリンクしている58人ものヒトたちも軽蔑します。
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# by siawaseo_anatani | 2009-09-26 13:02 | 事件 | Trackback | Comments(4)
池田名誉サンの生存が確認されました
一部で死亡説や重態説が流れていましたが、まだまだ元気なようです。

某掲示板では2、3年前から「とっくに死亡している」などという説をまことしやかに主張しているところもあります。

え、もちろん名誉サンのことです。

本日の聖教新聞では29日に東京信濃町の創価学会本部師弟会館で「記念勤行会」に出席し、おそらく都議選と衆院選に向けての檄を飛ばしたようです。

ただ、この「記念勤行会」、なんの記念なのかわかりません

今回のウワサについては学会員の中ではほとんど話題になっていなかったこともあり、当初からガセ情報だと思っていました。

今回の死亡説の震源地は知りませんが、根拠の無い憶測で創価学会を批判することは億害あって一利なしです。

昨年、じっさいに体調不良になったときには学会員さんの間にはアッというまに流れましたが、アンチにはほとんど流れませんでした。

創価学会批判の質を底上げする必要がありますねぇ。

私たちの勉強オフ会は、批判の底上げもひとつの目的です。

秋谷前会長は足が悪いのに後で正座させられているようですね。

前会長を粗略に扱う今の執行部には人間性とか礼節などないのでしょうか

創価学会にあって牧口常三郎、戸田城聖という先師が務めた会長職を貶める行為は、天につばする行為であるということに気がついていないのであれば、創価学会はもう終わっていますね
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# by siawaseo_anatani | 2009-07-30 14:23 | 事件 | Trackback | Comments(5)
創価学会の在家ボーズ、相変わらずの謀略体質か
日蓮正宗の僧侶をやめて創価学会から給料を貰っているといわれている元僧侶のm川ufoとかいうおにいさんが、犀角独歩さんをデマ攻撃しているらしい。

なにやら、自称僧侶の仲間で元広宣部員でHグループの主要メンバーである金原明彦氏の名前で出版された「日蓮と本尊伝承」の内容を独歩さんが盗んだとか言っているとか。

独歩さんのプログ
http://blog.livedoor.jp/saikakudoppo/

冗談ではない。

コメントにも書いたが、大ウソである

私のコメントを再掲しておく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金原氏周辺、まぁM川ufoあたりのクソ戯けたデマでしょう。

独歩さんが「ネットに書き出す以前に創価学会本部に金原さんが、こうした文書を出し、その文書を」独歩さん「が盗用した」などという事実はありません。

つまり、
1、独歩さんがネットに書き出す以前に創価学会本部に金原さんが、こうした文書を出した、という事実はありません。

これは私が学会本部関係者に確認済みですし、当時、私は金原氏やその周辺の広宣部の人間ともかなり会っていましたが、100パーセント嘘ですね。

2、その文書を独歩さんが盗用した、という事実もありません。

その当時、金原氏およびその周辺の広宣部の人間は、逆に資料の収集や情報の収集段階で、彼らの中でも意見はまとまってはいなかったようです。

逆に、金原本で独歩さんの著作から無断引用が行なわれていますし、金原氏の三鳥派についての冊子も、ある学会員さんの研究をほぼまるこど剽窃したものである事実を私は知っています。

所詮はそのようなレベルの連中のたわごとです。

異論があるのであれば、私はいつでも証言する用意もあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひとの業績を横取りしたり盗用したり剽窃したりしてきたのはいったいどこの教団だったか。

こういう自称僧侶の戯けた言動こそが創価学会や池田サンに対する反逆行為になっていることに気がつかないとは憐愍の情すらおきない。

その尻馬に乗っている人間がいるとすれば、それもまた下品(げぼん)としか言い様が無い。

ufoサン、さしで会ってあげようか(笑)
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# by siawaseo_anatani | 2009-07-24 23:02 | 事件 | Trackback | Comments(1)
迷走する顕正会を斬るのサプライズ
早ければ7月中に第1弾がありそうです。

8月の中旬以降にも、別のサプライズが決定しているようです。

8月上旬あたりにもうひとつ考えてみようかと思っています。
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# by siawaseo_anatani | 2009-07-07 11:17 | 顕正会(妙信講) | Trackback | Comments(2)
創価学会攻防史の研究 01
 イントロダクション
  1.創価学会は池田学会か?

 この20年ほど、創価学会がマスコミにとりあげられる場合は、それらのほとんどがスキャンダラスな話題であったといって過言ではない。

 もちろん、中には学会造反派や内部告発者らによる批判もあったが、それとても創価学会を批判する形はとりながらも、実質的には、“池田大作をターゲット”にして攻撃したものであった。

「創価学会=池田大作であり、公明党=池田大作である」
という認識、イメージは、いまや当たり前となっている。

 創価学会員にいわせると、
「いや、そんなことはない。池田先生は学会の名誉会長だけれど、学会自体は、秋谷会長や森田理事長らによって合議のうえ運営されている」
ということになる。

しかし、これは
「学会は池田氏によって私物化されているのではないか」
という疑問なり批判に対してなされる単なる反論にすぎない面もあろう。

それは、学会員が他人を折伏する時のことを考えればよくわかる。

 彼らが折伏する際に、「これを読んでみて」と相手に渡すものは、池田氏の“著作”であり『聖教新聞』である。

その聖教新聞も、池田氏が著名人と会談したことや、勲章や名誉市民、名誉教授、名誉博士号を貰ったことを一面に大きく掲載したものがよく使われる。

これはグラフ誌である『グラフSGI』でも同様であり、学会員自らが学会のことよりも池田氏の話題を、話を始めるきっかけにしているのだ。

学会員は無意識のうちに池田氏を“人寄せパンダ”(死語)にしているといえよう。

 ところが、外部の者からしてみれば、それは「池田氏の売名行為」に思え、そのような池田氏を礼讃する学会員にあきれ、うんざりし、かえって池田氏を下すだけだという事に、学会員は気がつかないのである。

 池田氏が名誉博士号や勲章を貰うことに反対するつもりはない。

それによって学会員が自分達の指導者を誇りとする気持ちも理解できるし、大いに結構なことである。

しかし、勲章や名誉博士号が、金品の授受によって行なわれることがあるのも、また、事実なのである。

著名人との会見も、しかり。

 池田氏の場合がそうであるというのではない。

だが、勲章や名誉博士号を貰ったり、著名人たちと文学談義や人生談義を交わすことより、彼らを折伏した方が、よほど実りある行為だという批判も少なくない。
(かつて、失脚したパナマのノリエガ将軍が学会員であると一部のマスコミで報道されたが、池田氏の折伏によるものであるかどうかは不明であり、ここでは池田氏による著名人折伏の例とはしない)


  2.唯神論による世界戦略と創価学会

 また、池田氏の著名人会見ツアーや国連重視路線も、創価学会の教義や日蓮正宗の信仰とは全く関係ないものといってよいであろう。

 それどころか、池田氏の言動は、彼が信仰しているはずの日蓮正宗以外のものに依って為されている、という飛躍した意見もある。

 この件については、ここでこれ以上触れるつもりはないが、池田氏の著名人会見ツアーや国連重視路線の原点は、彼の入信以前、昭和20(1945)年、創価学会第2代会長(当時 理事長)だった戸田城聖(当時 戸田城外)にあると考えられるということだけは記しておこう。

 現在世界情勢は、東西冷戦を過去のものとして、パックス・アメリカーナへと移行しているが、その本質は、いうならば“唯神論による世界戦略”であり、「パックス・ゴッディズム」とでもいうべきものであろう。戦後過程を通じてより明らかとなってきたであろうその真理は、ABCDラインの全世界規模での再現を目指していると考えられる。

 創価学会が、世上よく言われるように、“池田学会”(この語は昭和51年当時、われわれが初めて使ったものであるが)であるならば、池田氏以外の学会員がどの様に考えようとも、創価学会は“唯神論による世界戦略”に、既に完全に組み込まれているといってよいと思われるのだ。

 もちろん、創価学会なり池田氏なりが、最初からそうであったとは決して思わないし、悪いとも思わないが、しかし、徐々に変化・変質して現在にいたったことは間違いないだろうと思われる。

 どのように変化し、変質したかは、創価学会の歴史を再点検することによって、明らかとなってくるであろう。


  3.創価学会史区分の試み

 創価学会の歴史を概観すると、いくつかの転換点と事件を指摘することができる。

すなわち、大きく区分するならば、

戦前の創価教育学会時代を第1期、
戦後の戸田城聖による再建から彼の死までを第2期、
言論問題のあった1970年までを第3期、
政教分離以後、正信覚醒運動の始まりまでが第4期、
それから日蓮正宗と創価学会の対立再燃までを第5期、
そして日蓮正宗による創価学会の破門を経て現在までを第6期、

というふうに捉えてみたい。

これらを更に細分化するならば、第1期は教育研究団体から信仰組織へ方向転換した時点で区切られ、第2期は戸田城聖の会長就任をもって分けることができよう。

第3期は衆議院進出と公明党の結成のあった1964年で区切れ、第4期は共産党との10年協定および池田・宮本題治会談をひとつのエポックとすることができる。

第5期は、北条浩第4代会長の急死によって分けられるが、それ以後池田氏の本格的な復権が始まったと考えられる。

第6期は現在も続いていると考えられるが、池田氏をはじめとする創価学会大幹部の日蓮正宗信徒除名と、日蓮正宗による創価学会の破門で区切ることができるだろう。

これらの時期を、後半をそれぞれ′(ダッシュ)期としたうえで、各期における事件をあげてみよう。

まず1期には、牧口常三郎初代会長の著作『創価教育学体系』が4巻までで刊行中止となり、1′期には牧口、戸田をはじめとする学会幹部の検挙および牧口の獄死がある。

2期は、“折伏大行進”、2′期は地方選および参議院選という“政界進出”があった。

3期には公明政治連盟の結成と国立戒壇論の放棄、さらには公明党の結党と衆院進出がある。3′期には、安保論争を吹き飛ばした観のある“言論問題”と公明党との“政教分離”があった。

4期は、言論問題以後の“柔軟路線”への転換と正本堂の建立、妙信講との教義論争などがあり、4′期では世上を騒がせた日本共産党との“10年協定”“池田・宮本会談”日蓮正宗からの独立路線の発覚と脱会者および正宗僧侶による正信覚醒運動があった。

5期には日連正宗における反学会派僧侶の大量除名と、池田氏の巻き返しがあり、5′期は、北条浩4代会長急死による池田氏の本格的な復権があったものの学会および公明党の実力者幹部らによる相つぐ池田批判が巻き起こっている。

6期は、日蓮正宗との紛争再燃、6′期には公明党の政権与党化と池田氏を「永遠の師」と会則に明記した。

物語には起承転結があるが、それを創価学会の歴史にあてはめるとするならば、現在はどういうことになるだろうか。

約20年前に、われわれは次のように記した。

「終焉か更なる飛躍か、文字通り決定的な転換期をむかえていることは確かなようである。
いや、それは池田氏や創価学会だけでなく日本それ自体についても言えることかもしれないのだ。」

当時はまだ、創価学会破門前、バブル経済も破綻してはいなかった。

しかし、まもなくして創価学会も、そして日本も「文字通り決定的な転換期をむかえ」ることとなった。

とりあえず、われわれは、創価学会の歴史を辿ってみることから、作業を始めよう。
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【補足】
学会史を区分するのにもっとも分かり易いのは、牧口時代・戸田時代・池田時代の3つに分けることではある。

本稿でいえば第3期以降は池田時代ということになる。

しかし、この池田時代は既に半世紀近くにも及ぶ長期にわたっている。

当然のことながら、この間に創価学会自体は大きく変貌をとげた。

これは変貌、変化、変質などさまざまな形容で語ることができるが、近い将来に訪れる「ポスト池田」時代には、また新たな創価学会が出現してくるであろう。

来年、2010年は創価学会・公明党による「言論出版妨害事件」のいちおうの終息から丸40年になる。

この「批判拒否体質」「無謬神話」はいまもって是正されているとは思えない。

では、この創価学会の体質のよってきたるところは何処にあるのか、それを考え検証することで今後の彼らの方向も見えてくるのではないかと思うのだ。
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# by siawaseo_anatani | 2009-07-06 15:37 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(0)
必読でしょう『迷走する顕正会を斬る』
櫻川忠さんの『迷走する顕正会を斬る』(日新報道)が企画から約1年、ようやく発売されました。

なんと342ページ。
しかも活字を小さめにしてです。
これでも400字詰め原稿用紙数百枚分を削ったとのこと。
今後は本書を抜きにして顕正会については語れないでしょう。
つまり必読の基本文献ということです。

また本書じたいは顕正会について書かれたものですが、新宗教とかいわゆるカルト全般に関心のある人にはオススメの本です。

当然★★★★★です。
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創価学会とともに、その過激な活動が社会問題とされてきた顕正会。
その実態は、今まで厚いベールに包まれて、語られてこなかった。
この組織を率いてきた浅井昭衛氏とは、どんな人物か。元幹部による赤裸々な証言が、いま、この秘密の組織の実態に迫る。

池田創価学会とどこが違うのか。
会員をマインドコントロールし、私兵化している、浅井会長はこの日本をどうしようとするのか、元幹部がその正体を明かす。
(「BOOK」データベースより)

目次
はじめに
第一章 浅井会長率いる顕正会とは
一、顕正会の自画像
二、外部から見た顕正会
三、強引な勧誘活動
四、現役会員の悲鳴
第二章 顕正会の源流
一、父・浅井甚兵衛
二、法統相続
三、法道会時代
四、妙信講再建
第三章 雌伏の時
一、試練と忍従
二、正本堂問題
三、在野の諌暁団体
第四章 風雲、急を告げて
一、宗務御当局に糾し訴う
二、池田会長に糾し訴う
三、正本堂の意義
第五章 死地への一本道
一、「捨て身」の戦術ミス
二、講中解散と信徒除名
三、妙信講壊滅の罠
第六章 妥協と迷走
一、請願書提出
二、法廷闘争和解
三、宗門への訴状と冊子の大量配布
第七章 浅井会長はどのように道を違えたか
一、組織の私物化と弱体化
二、独立教団路線
三、浅井会長はどう誤ったか
第八章 浅井会長の特異思想
一、戸田路線の後継者
二、顕正会の共同幻想
三、破局到来の予見
四、マインドコントロール
五、会員拡大至上路線
第九章 浅井会長の不誠実
一、御遺命守護完結の偽り
二、教学研鑽の放棄
三、本尊偽装疑惑
四、顕正会の行く末
あとがき
参考文献
顕正会年表


【著者】 櫻川忠(さくらがわ・ただし)
昭和26年、東京に生まれる。
東京理科大学理学部卒業。コンピュータのシステム技術者を経て、現在は著述業。
昭和41年に日蓮正宗に入信、法華講支部妙信講に所属する。妙信講男子部の一員として、御遺命守護に連なる。
著書:「本門戒壇の本義—日蓮大聖人の御遺命とはなにか—」発行・パレード、発売・星雲社(平成17年11月)
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# by siawaseo_anatani | 2009-07-05 03:41 | 顕正会(妙信講) | Trackback | Comments(0)
創価学会問題関連書籍目録
収録書籍数は1000冊を越え、1ページに1冊なので総ページ数は1000ページ以上になりました。


掲載順は発行年月日順として、基本的な書誌データと国会図書館に収蔵されているものは請求記号を記載しています。

製本の都合で3分冊し、書名索引と執筆者索引を付しました。

表紙の画像は300点くらいカラーで掲載しています。


国会図書館などにも収蔵されていないものも多数掲載しています。

ただ、紙面の都合で目次その他が全て掲載できていないものも少なからずあります。

できれば、CD−ROM版といっしょに活用するのが望ましいでしょう。

CD−ROM版は、Mac、Windows、ハイブリッドと3種類あります。

CD−ROM版と書籍版をセットにしてお頒けしていますが、利用者にはそれなりの評価をいただいています。

ただし、書籍タイプはカラー版オンデマンドでの作製なので、個人では手の出せる額にはできませんでした。

研究者、研究機関、マスコミ、教団などには必携のリファレンス資料です。

More
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# by siawaseo_anatani | 2009-06-11 12:03 | 出版物(中立) | Trackback | Comments(2)
第2回勉強会
独歩の会:『牧口常三郎の神道・天皇観』

講師:シマ研究家・菅田正昭師
1部:牧口常三郎の神道・天皇観
2部:フリーディスカッション
場所:東京(申込者に通知します)
日時:4月26日(日)13:00〜17:00
費用:2000円

1部:シマ研究・神道研究で著名の菅田正昭師をお招きし、創価学会初代会長・牧口常三郎の神道・天皇観』を講演していただきます。
2部:創価学会を中心に法華講・顕正会に枠を広げ、大石寺圏問題を中心にフリーディスカッション。
なお、研究発表の希望があれば、発表は拒みません。時間があれば、大木道惠、犀角独歩も研究発表を行います。

*菅田正昭師
 プロフィール
 http://www.yoyo.ecnet.jp/SUGATA/suma.html
 HP
 http://www.yoyo.ecnet.jp/SUGATA/
*申込は、以下、アドレスまで
 saikakudoppo@livedoor.com
*定員になり次第、締め切ります。
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# by siawaseo_anatani | 2009-04-17 15:11 | イベント | Trackback | Comments(0)
日蓮聖人の本懐—日蓮正宗創価学会批判 (1985年)
日蓮正宗及び創価学会の教義教学全般、特にいわゆる「板本尊」について新発見の資料などを使い批判している。必読である。(既読)

第一編 顕正篇
 1 序/P1
 2 日蓮聖人発心の理由/P4
 3 釈尊と法華経/P9
 4 日蓮聖人当時の宗教界/P19
 5 日蓮聖人の本尊/P22
   イ 鎌倉期/P22
   ロ 佐渡期/P28
   ハ 身延期/P30
 6 日蓮聖人の教義/P33
 7 三大秘法/P45
第二編 破邪篇
 1 日興上人の立場と本尊観/P55
 2 日蓮本仏論の萌芽とその根底/P80
 3 相承について/P86
 4 板本尊について/P96
 5 日蓮本仏論の完成/P105
結論/P116
附録 一、明治法論について/P118
   二、悪現証/P120
第二版発行にあたりて/P124
雑録
 『狂論「日蓮聖人の本懐」を破折す』を読んでP128
 創価学会この一年/P130
増補(昭和六十年度)
 第一章 再び本門戒壇について/P135
 第二章 大石寺宝蔵目録/P188
あとがき/P200

日蓮聖人の本懐―日蓮正宗創価学会批判 (1985年)

窪田 哲城 / 法性寺顕本法華仏国会

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# by siawaseo_anatani | 2009-04-06 10:53 | 出版物(批判) | Trackback | Comments(0)
日蓮宗現代宗教研究所の所報
『現代宗教研究』の42号と別冊の『宗教法人の公益性を考える』が発刊されました。

所報はA5判603ページ、別冊はB5判78ページ。

今回の所報には、

小瀬修逹「調査報告 妙満寺伝承塚原三昧堂跡と日蓮正宗建立塚原跡碑の調査報告」

早坂鳳城「『六巻抄』の構造と問題点(五)「依義判文抄」を通して(その一)」

黒木報源「宮崎県の富士門流について」

などが掲載されています。

小瀬氏の調査報告は、犀角独歩さんの板漫荼羅研究にも言及されています。

別冊には

島薗進「宗教法人にとって公益性とは何か」

長谷川正浩「公益法人制度改革の現状と展望」

参考資料が収録されています。

島薗氏は創価学会と公明党の関係について問題ありと述べられています。

お勧めの2冊です。
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# by siawaseo_anatani | 2009-01-30 12:50 | 資料紹介 | Trackback(1) | Comments(0)
あの、山●●友サンが
29日夕方、自宅で倒れ亡くなったとのこと。

享年72歳。

長年にわたっての創価学会批判を評価する人たちもいるようだが、私の見方は全く異なる。

彼とそのお仲間たちの「創価学会批判」のおかげで、創価学会に対するまともな研究や批判が壊滅状態に陥ったと、私は思っている。

彼らは生活のために「創価学会批判」という名目の営業活動を続けていただけである。

山●●友サンたちのおかげで、創価学会批判は30年は遅れたと思う。

だから冥福は祈る気にはならない。

幸いなことにようやくここ数年は島田裕巳さんがまともな「創価学会論」を書いているので、マスコミやジャーナリズムも多少は風向きが変わり始めたような気もする。
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# by siawaseo_anatani | 2008-12-31 03:31 | メモ | Trackback(1) | Comments(0)
コミュのルールのお手本
ウェブサイトで日蓮正宗信仰圏に関する最も良心的で、かつ影響力のある議論掲示板である

「富士門流信徒の掲示板」
http://jbbs.livedoor.jp/study/364/#7

の、書き込みルールは、「議論系」の良いお手本になると思います。

以下に、その抜粋を紹介させていただきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
【書き込みの基本原則】

1.意見交換、相互理解の場との主旨から、話合いを重んじてください。  
①差し支えない限り、自己紹介スレッドで自己紹介をしてください。また、相手に対する敬称は『〇〇さん』で統一して戴きたいと存じます。
②感情的表現を避け、できるだけ冷静に話し合ってください。 
③掲示板参加者に対する、一方的な個人攻撃は慎んでください。

【禁止事項】

1 上記の、当掲示板の主旨に明らかに反する書き込みは、理由の如何を問わず削除します。さらに書き込みを続けられた場合は、その方を以後投稿禁止とします。

2 「非礼・無礼、人権侵害、言葉の暴力」等の侮辱表現、侮辱発言は、理由の如何を問わず堅く禁止します。もし、そのような表現や発言が見うけられた場合は、 管理者がその都度、御注意申し上げると共に、その該当する表現、発言を含むレス全体を削除致します。なお、管理者の制止を無視して、侮辱表現、侮辱発言を 続けられた場合は、以後の投稿をお断りする事になりますので、予め、御承知置き下さい。

3 他人の個人情報(実名、住所、年齢、電話 番号、メールアドレス、家族構成、勤務先情報、等)を、掲示板で公開してはならない(ペンネーム、ハンドルネームと実名を特定させるような書き込みを含み ます)。但し、以下の一から五については、この限りではないが、これらの個人情報の公開に当たっては、充分個人の人権に配慮し、節度を持って行うこと。

一、紙名、年月日を明記した上で、個人情報が含まれる新聞記事を転載すること。
二、情報源を明記した上での、公人認定されている方の個人情報を紹介すること。
三、情報源を明記した上での、公人に準ずる人(会の代表者幹部など)の個人情報を紹介すること。
四、故人であって、歴史上の人物として定着している人の、個人情報を紹介すること。
五、本人の依頼による場合。

4  無意味な多重投稿・反復投稿を禁止します。同じ文章の連続投稿、或いは、文章は同一でなくとも内容的に同じことを繰り返し投稿された場合は削除致しま す。なお、根拠を示せないとか、すでに論理が破綻しているとかにもかかわらず、臆面もなく投稿し続けられた場合は、無意味な多重投稿・反復投稿とみなし、 削除致します。

5 特定教団の教えの布教を目的として当掲示板を利用することを禁止します。特定教団の教えの布教を目的とした書き込 みがなされた場合は、管理者がその都度、御注意申し上げると共に、その該当する表現、発言を含むレス全体を削除致します。なお、管理者の制止を無視して、 特定教団の教えの布教を目的としした書き込みを続けられた場合は、以後の投稿をお断りする事になりますので、予め、御承知置き下さい。

6 投稿した文書が、他所からの引用文であることが明らかであり、かつ本文がなく、引用文のみで、かつ引用元を示さない投稿は著作権を侵害している恐れがありますから、そのレスを削除させていただきます。

当掲示板に投稿される方は、何人にも拘らず、必ず、この書き込みのルールを御守ください。

なお、投稿に当っては、話し合いを重んずるという、当掲示板の基本方針をご理解戴き、一般の方が読んでも難解でない様な、できるだけ平易な文章を心掛けて戴けると幸いに存じます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「富士門流信徒の掲示板」は、2001年の1月に開設されてから、すでに51万4000以上のアクセスがある。

ほとんどの書き込みが、真面目にルールを遵守し、真剣に議論をおこなっている。

たまに、創価学会・日蓮正宗・顕正会などの、盲信的ガチやバリが書き込むと、それぞれ立場や考え方の異なる参加者から一斉にクレームや疑問・質問が浴びせられて、あっという間に遁走することになる。

もちろん、悪口だけを言いたいものも、同様に駆逐される羽目に陥る。

これは、さまざまな問題に対して、参加している人たちが、真剣に考え、それぞれが問題を解決しようと務めていることの表われだと思う。

創価学会問題についても、そろそろ建設的な批判が必要な時期にきているのではないだろうか。

私は、孫たちの世代にまで、この問題を長引かせたいとは思わない。

そのためには、悪口・中傷・罵倒などはもちろんのこと、根拠の無い風説・デマ・ガセネタの繰り返しは止めるべきだと思うのだ。

少しづつでもいいから、そのように考える人が増えてくれればと、心から願っている。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-18 10:57 | メモ | Trackback | Comments(1)
犯行声明文が公表された
グリーのニュースではテレビ画面からのキャプチャーのようで、よく見えませんが、「徳島新聞」のホームページ、ニュースサイトにも写真が出ています。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_122405296754&v=&vm=1
一部、読みづらい部分がありましたが、次のような内容でした。
・・・・・・・・・・・・・・・
我々は、
「世界平和」
「民族皆家族」
を願う。
創価学会は、人類に有害な上、
表舞台の権力者や市民生活を脅
かす。
中国は、誇れる長い歴史はあ
るが、大国であるが故に勘違い
の価値観と国際的モラルに
欠ける。
この度は、あえて人的被害を
避けたが、悔い改めなければ
血肉を消滅させることで
浄化する。
民族義勇軍 山雄
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-16 03:11 | 事件 | Trackback | Comments(1)
民主党の追及は奈辺に真意があるのか
政教分離で民主・公明がバトル=創価学会・池田氏招致に言及
                                       時事通信(2008/10/15-20:21)

  15日の参院予算委員会で、民主党の石井一副代表は、創価学会の絶対的な指導者である池田大作名誉会長の名前を挙げて、政教分離の観点から公明党と創価学 会との関係を執拗(しつよう)にただした。石井氏としては、次期衆院選をにらみ、学会の与党候補への支援活動を鈍らせるのが最大の狙い。これに対し、公明 党議員が猛反発するなど、激しいバトルが展開された。
「学会施設が選挙マシンと化すわけです」−。石井氏は、昨年7月の参院選時に学会施設で行われた会合を録音したとされるテープを手でかざして、こう断じた。石井氏が「テープで民主党を『仏敵だ』と言っている」などと紹介すると、室内は与党議員のヤジで騒然となった。
石井氏はなお、言論活動を妨害されたとして学会幹部らを提訴した矢野絢也元公明党委員長らの参考人招致を要求。「場合によっては、池田名誉会長にもおいでいただきたい」と池田氏招致もちらつかせた。
麻生太郎首相は「政治家でない人を安易に参考人招致するのはいかがか」と、関係者の招致に反対の考えを強調。この後、質問に立った公明党の山口那津男政調 会長は「補正予算案と関係ないことを、とうとうと述べるのはいかがなものか」と石井氏を激しく非難した。北側一雄幹事長ら幹部も石井氏の質問を事前に予想 し、国会内の一室に集まりテレビ中継を注視。「勝手に言わせておけばいい」(幹部)といった声が上がった。
もっとも、矢野氏自身が国会での証言に積極姿勢を示しており、仮に実現すれば、公明党のイメージダウンになるのは必至。いわんや学会幹部の招致など、絶対に阻止したいのが本音だ。実際、1995年に、当時の秋谷栄之助会長が参考人で招致されている。
「政治と宗教に関する集中審議を今後強く求めていく」。民主党の梁瀬進参院国対委員長は15日の記者会見で宣言した。同党は、矢野氏らの招致を避けたい公 明党が首相に早期解散で圧力を掛けることも期待している。首相が解散に踏み切らない限り、公明党への揺さぶりを続ける構えだ。(了)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&...
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石井氏の質問について、ニュースでは、この時事通信の記事がいちばん詳しく報じている。

しかし、もしかしたらこれは、公明外しのウルトラ技なのかもしれない。

解散総選挙を先延ばしにして、民主党が創価学会と公明党を追及し続けることで、世論には公明党に対する疑惑や忌避感が大きくなる。

さらに、先延ばしすることで公明党の選挙運動の実動部隊である創価学会が疲れ、いざ総選挙となっても十分に動かなくなる可能性もある。

おそらく次の内閣は公明党と組むことはしないのではないだろうか。

まぁ、これは願望なのだが。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-16 03:05 | 政治 | Trackback | Comments(0)
制作会社はどこですかね?
■選挙はドラマチック?公明党が新手のPR作戦
(読売新聞 - 10月14日 20:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=636540&media_id=20
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もしも「シナノ企画」ならば、創価学会の外郭企業。

つまり政権与党が宗教団体の外郭企業に仕事を発注し金銭を支払うことになるが……。

創価学会も公明党も、よくもまぁ次から次へとネタを提供してくれるものである(苦笑)
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-15 04:56 | 政治 | Trackback | Comments(0)
これはテロでもなく「利敵行為」でしかない
創価学会施設に爆発物=日中友好協会ビルも?−建造物損壊で捜査本部・徳島県警 (時事通信社 - 10月14日 14:01)
 13日朝、徳島市南沖洲の創価学会徳島文化会館の玄関ドアのガラスが破損しているのが見つかった。14日朝には、同市南内町の徳島県日中友好協会が入るビルの玄関入り口のガラスドアが割れているのが分かった。いずれも爆発物を使用した可能性があり、県警捜査一課は関連性があるとみて、徳島東署に捜査本部を設置。建造物損壊事件として捜査している。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=636096&media_id=4
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こうなると、自作自演説は、ほぼ消えたようですね。

考えられるのは、「右翼」による示威・脅迫行動という可能性でしょうか。

いづれにしても、「アンフェア」であることはたしかです。

一連の行為が「反創価学会」「反中国」の運動などにとってマイナスでしかないことは明らかであると考えます。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-15 04:53 | 事件 | Trackback | Comments(0)
これはテロなのか
■創価学会施設ガラス戸破壊、爆発物?破片散乱…未明の徳島
(読売新聞 - 10月13日 17:28)
13日午前8時30分ごろ、徳島市南沖洲5、創価学会徳島文化会館で、玄関のガラスドア(高さ約2・3メートル)の一部が割れているのを出勤した職員が見つけ徳島東署に通報した。
近所の住民が午前4時30分ごろに「ドーン」という爆発音を聞いており、同署は、爆発物を使って壊されたとみて建造物損壊容疑で捜査を始めた。
発表によると、ドアのアルミ製の枠が高さ約1メートルの部分でこぶし大にへこみ、その近くのガラスが割れ、破片が約30メートル範囲に散乱していた。
天井にも爆発物とみられる破片が突き刺さり、蛍光灯も割れていた。けが人はなかった。
爆発音を聞いた住民の男性(49)は「大きな音がして目が覚めた。トラックがぶつかったのかと思っていた」と話していた。
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どのような人物かどのような意図と目的で行なったのかはわからないが、これは非日本的な行為だと思う。

かつては日本共産党による武装闘争や新左翼過激派による爆弾闘争があったが、これらも非日本的手法であった。

左翼による武力行使は、無関係な一般市民を多く犠牲者として巻き込み、その行動に責任を取らぬ「逃走・逃亡」を專らとする卑怯未練を当然のこととした。

我が国における「テロリズム」は、井上日召の血盟団事件にみられるように、
一人一殺
一殺多生
の律と戒めがあり、十一面観音の「暴悪大笑面」のごとき側面を持っていた。

つまり、ある種の慈悲である。

暴力を無条件に肯定しているのではない。

我が国のテロリズムは基本的には権力に向けられてきた。

創価学会が権力であるかは議論のあるところであるが、少なくとも「地方会館」などを標的とする行為は、日本のテロリズムには馴染まない、左翼的発送でしかないのではなかろうか。

しかも深夜、人のいないところへの爆発物による攻撃は、たんなる脅迫に等しい愚行に思える。

人的被害がなかったことだけが救いかもしれない。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-14 04:16 | 事件 | Trackback | Comments(0)
公明党の政治活動は創価学会の活動の一環
以下は、あるコミュに書いたコメントです。

以前、日記にも同様の主旨の記述をしましたが、公明党に対する関心が高まってきているので、あらためて問題を指摘させていただきました。

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創価学会が政治活動をすることを批判しているのではありません。

学会員さんたちが

「これも信心だ」

という名目で選挙活動に利用されているのも、学会員さんたちの自由かもしれません。

ただ、私は、池田さんの発言通りに公明党とは創価学会政治部の発展形と認識しています。

そして、公明党が創価学会政治部の発展形であるならば、それは宗教法人創価学会の活動の一環以外のなにものでもありません。

つまり、国会から地方議会にいたるまで全ての公明党議員は、宗教法人創価学会の活動の一環として政治を行なっていることになります。

私は、憲法の政教分離の原則に照らして、宗教法人創価学会の活動の一環として政治を行なっている公明党および公明党議員に対して、政党助成交付金や議員報酬などを、公金から支出するべきではないと考えます。

そのかわりの財源は、創価学会が全額提供するべきでしょう。

宗教法人創価学会の活動の一環に対して公金を支出することは不必要であるばかりか、特定教団への援助行為に該当すると考えます。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-12 23:19 | 政治 | Trackback | Comments(0)
グリーとミクシィの書庫を更新
グリーの「ったく書庫」に

<「戒壇板本尊」関連資料>
のコーナーを作り、資料をアップしました。

<「小樽問答」全記録>
の12をアップしました。


ミクシィの「ミったく書庫」に

「創価学会関連書棚」
「顕正会関連略年表」
のコーナーを作り、記事をアップしました。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-12 04:39 | メモ | Trackback | Comments(0)
資料室を作りました
ミクシィ
「ミったく書庫」招待制
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3740677

グリー
「ったく書庫」承認制
http://gree.jp/community/528788

創価学会・公明党・日蓮正宗・顕正会、その他にも宗教関連の資料を随時アップしていきます。

バトルは完全禁止です。

また、宗教・他コミュへの勧誘行為も完全禁止です。

参加御希望の方は、ミクシィのメッセかグリーメールでどうぞ。

誹謗中傷罵詈雑言発言をしない人限定です。

図書館で黙っていられない方は御遠慮下さい。
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-10 17:16 | Trackback | Comments(0)
最高権力者だが最高責任者ではない?!
創価学会攻防史の研究06未掲載分06
「前書き」ならぬ「前聞き」
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(承前)

○そうしますと、池田大作氏は創価学会インタナショナルの会長でもありますから、国内外の組織の最高責任者ということになりますね。

●ところが簡単にそうであるということもできないのです。
 
会則においては、宗教法人創価学会の一部門として「創価学会インタナショナル」いわゆるSGIが「設置」されているのです。
 
ところが、イメージとしてはSGIの下に日本をはじめとする各国の創価学会組織が並んでいるように思わせています。
 
SGIは、宗教法人創価学会の内部組織ですから、どのような「規約」を作ろうが法人格はなく、いうならば任意団体のようなものでしかありません。

「SGI会長」という役職は、じつは創価学会の局長クラスの役職に相当することになります。

 宗教法人法に基づく「宗教法人創価学会規則」では代表役員は理事長ですが、これは法律上のことで、「創価学会会則」によれば創価学会会長が創価学会を「統理する」ことになっています。
 
SGI会長の権限というものについては、「規則」にも「会則」にも、なにひとつ定められていませんし、宗教法人創価学会の責任役員でもありませんから、宗教法人法上の責任を負う法的根拠もありません。

 つまり、池田氏は内部的に最高権力者ではあるけれども、法的には最高責任者ではない、ということになります。

 もっとも、創価学会員にいわせれば、池田氏は「会員の代表であっても権力者ではない」ということになるのですが(苦笑)。  (つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-10-06 01:08 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(1)
牧口学会・戸田学会と池田学会の師弟論
創価学会攻防史の研究05未掲載分05
「前書き」ならぬ「前聞き」
(承前)

○いま「戸田学会」「池田学会」という言い方をされましたが、それについて聞かせてください。
●戦前の創価教育学会時代は牧口常三郎初代会長、戦後は戸田城聖の性格を、そのときどきにおいてそのままダイレクトに反映した行動原理を有していました。
 それは創価学会の第三代会長に池田大作氏がなってからも同様でした。
 池田氏が会長を辞任し名誉会長となり、第四代会長に北条浩氏(故人)が就任したとき、日蓮正宗の僧侶やマスコミ、そして一般のひとびとも創価学会から「池田色が消える」と思ったようですが、わたしたちはそういった観測を一笑に付して、「池田学会はそのまま不変である」と主張していました。
信仰的には牧口氏と戸田氏は事実上「同志」、せいぜいのところ入信時期の半年の差で「兄弟弟子」でしかありませんでした。
 しかし教育者としては二人のあいだには師弟関係が成立しており、それがそのまま信仰の世界に横滑りしたために創価学会では「師弟」の関係が絶対的なものとなってしまったのです。
戦後、戸田氏が第二代会長になった際、牧口門下生つまり戦前からの会員のなかには、戸田氏を第二代会長に推戴しようという署名簿に記名しなかった者も少なくありませんでした。
 かれらの多くは学会から離れ、日蓮正宗の寺院の信徒となり後に法華講に属していったのです。
牧口門下生にとって師は牧口常三郎ひとりであり、戸田氏は牧口氏の片腕とはいえ、彼らと同じ牧口氏の弟子でしかなかったのです。
 つまり先輩がいきなり師になるという事態に牧口門下生たちは戸惑いと反発を覚えたことでしょう。
 そして創価学会に残った牧口門下生は、戸田会長実現の実行部隊となった青年部の台頭によって次第に影響力もなくしていくことになりました。

 亡くなった北条浩第四代会長は、信仰暦では池田氏よりも古く、戦前の牧口時代の入会でした。
 北条氏は日蓮正宗の伝統的信徒組織である法華講から創価学会に移籍し、池田氏の先輩といっていいわけですが、年齢的に池田氏よりわづかに若く、戸田時代には池田氏の後輩的な位置にありました。
 年齢的には若いけれども、法華講から創価教育学会そして戦後の戸田時代を経験した北条氏が、池田氏を先輩そして師匠としてたてた事実はかなりの影響を学会員に与えたと思われます。
つまり、いったん結んだ師弟関係はたとえ師が現役を退いたとしても不変不動のものであるという組織原理は生きており、いくら会長が変わろうとも、池田氏の生きているかぎり創価学会の師は池田氏ただひとりということです。
それはまさにユダヤ教やキリスト教における「契約」にも匹敵する性質のものなのです。
 じじつ、創価学会は先年の変更した会則の「前文」で、
「 (牧口・戸田・池田という)「三代会長」に貫かれる師弟不二の精神と広宣流布実現への死身弘法の実践こそ「学会精神」であり、永遠の規範である。」
と成文化しました。
 現在の創価学会では、北条浩第四代会長も秋谷栄之助第五代会長も相対化され「師」ではないということです。
 現在では牧口門下生も戸田門下生もほとんど残ってはいませんから、実質的に「師」となるのは池田氏だけ、池田氏こそが「永遠の師」ということになります。
 ここにおいて、池田氏が存命の段階で創価学会の実質的「指導者」、「永遠の」「師」(外部からは実質的支配者と見えますが)であることが確定し、会則という公式文書に明記されたということは、創価学会内部において池田氏は、日蓮聖人と並ぶ存在になったといえるわけです。

 もちろん次期カリスマが登場すれば、その人物が新たに「師」となるとは思います。
 第六代会長になった原田稔氏が「師」になれるかどうかは疑問です。
 SGIについては、現状では池田香峯子さんが次期会長となり、長男の博正氏へバトンタッチという図式を考えているのではないかと思われますが、すんなりと事が運ぶかどうか、これも疑問だと思います。
いうまでもないことですが、創価学会は数百年の歴史を持つような伝統仏教教団ではありません。
 その権威の拠り所を日蓮正宗に求めたところで所詮それは借り物に過ぎず、独立した一個の組織としては歴史の短いものであり、組織を維持するための求心力は組織の最高指導者の存在に向けるしかないわけですから、創価学会という組織自体が常に「師」を必要としているということになります。
 現在の創価学会、つまり「池田学会」の「師弟論」は戸田時代よりも強固なものとなっており、それが本尊や血脈の問題さえも等閑視させているといっていいでしょう。(つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-09-23 22:48 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(0)
分裂・分化・弱体化?
創価学会攻防史の研究04未掲載分04
「前書き」ならぬ「前聞き」(承前)

○「池田後」の創価学会が、分裂も弱体化もしないという考えには意表をつかれました。

●分裂というよりも分化することはあるかもしれません。

それは国内の学会組織ではなく、SGI(創価学会インタナショナル)についてのことですが。

このことについては機会を改めて触れたいと思います。

じつは、池田氏の前に、戸田氏がやはり牧口常三郎初代会長の権威を借りつつ換骨奪胎して、牧口学会であった創価教育学会を創価学会=戸田学会にしたのです。

しかも戸田氏が学会を再建しようとしたときは、組織もほぼ壊滅状態にありました。

そのときに戸田氏がとなえたのが創価学会流の「師弟論」でした。

牧口会長亡き後、生き残った会員たちに対して、「牧口会長の弔い合戦」をすることを宣言したわけです。

「弔い合戦」をしなければ「卑怯者」「裏切り者」になってしまう、自分が「卑怯者」「裏切り者」でないことを証明するためには次々と折伏をして学会を再建しなければならない、そうしなければ「牧口会長の弟子」ではない、というわけです。

「牧口会長の弟子ではない」ということは「日蓮大聖人の弟子でもない」ということになってしまう、ここが創価学会流「師弟論」の本質かつ淵源なのです。

ただし、じつは牧口氏と戸田氏の間に、信仰上の師弟関係はありませんでした。

牧口氏と戸田氏の師弟関係は「教育分野」のものです。

それを信仰上の師弟関係であるかのようにスライドさせたのは戸田氏自身でした。(つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-09-22 09:03 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(0)
小樽問答・全記録 001
小樽問答は日蓮宗と創価学会によって行なわれた「法論」です。

以下は、日蓮宗現代宗教研究所所報『現代宗教研究』掲載のために私が反訳した元テキストです。

『現代宗教研究』掲載のものは、手が加えられていてニュアンスがことなります。

 本稿は、日蓮宗妙龍寺所蔵の録音を、可能な限り忠実に反訳したものである。反訳とは録音されたものを文章化するこという。

これまでに創価学会は『小樽問答誌』という書名で昭和三十年五月に反訳を出版しており、昭和三十七年にも増補改訂版を出版している。

 日蓮宗では、『みのぶ』誌の昭和三十年四月号で特集したが討論会のもようは要約抜粋であった。

 また討論当事者であった長谷川義一師が昭和三十一年三月に『小樽問答の眞相』という冊子を出版されたが、記録と記憶をもとに所感を述べられたもので、これも討論会の忠実な再現ではなかった。

 創価学会の『小樽問答誌』は討論会のほぼ全体を掲載してはいるが、発言が修正されていたり創価学会に都合の良い注釈が加えられるなど編集が施されており、読むさいにはかなりの注意が必要である。

 本稿は、以下のルールにより、反訳した。

一、マイクを通していない登壇者以外の声は、ヤジとして( )の中に記した。

一、 文中、三ヶ所テープ交換のために音が入ってないところがあるが、(音が消える)(音が入る)と記し、『小樽問答誌』から該当する箇所を補った。

一、 一般質問者の氏名もわかる範囲で記した。

一、 文中、必要に応じて ( )の中に注を記した。


  登壇者略歴

日蓮宗代表

  室住一妙・新潟県出身、立正大学卒業、身延山短期大学身延山高等学校勤務。

  長谷川義一・東京妙顕寺、日蓮宗東京北部布教師会長、元立正大学教授。

創価学会代表

  小平芳平・大正十年八月十三日長野県に生る、昭和二十二年中央大学法学部卒業、昭和十六年十月入信、当時、創価学会教学部長・教学部教授・大白蓮華編集長。のち公明党参議院議員。

  辻 武寿・大正七年四月三日埼玉県に生る、昭和十三年東京府豊島師範学校卒業、昭和十五年七月入信、当時、創価学会青年部長・教学部教授・蒲田支部幹事。のち公明党参議院議員、創価学会副会長・參議会議長。


  司会者
日蓮宗・松井義海

創価学会・池田大作


  一般質問者

日蓮宗(質問順)
  小松智元・苫小牧法華寺
  望月都区英
  三和連城・余市法華寺
  水野英嶺・川上妙巌寺

創価学会(質問順)
  龍登
  細井精道(日蓮正宗僧侶、後に66世法主)
  龍年光
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# by siawaseo_anatani | 2008-09-22 02:13 | 小樽問答 | Trackback | Comments(0)
期日前(不在者)投票制度の悪用を監視し許すな!
今回の総選挙は投票日当日の出口調査は全く参考にならないでしょう。

組織として全国的に「期日前投票・不在者投票」を基本とするようです。

さらに、Fつまり友人票についても「できる限り期日前に済ませる」ように徹底する方針とのこと。

「投票日当日はFの連れ出しやピストン輸送、さらには拠点での唱題会で忙しいから投票する時間がもったいない」

これは制度の悪用ではないでしょうか。

「考える前に投票しろ、投票させろ」

これのどこが公明なのかわかりません。

○考えて結論を出す。

○選択の自由。

よく考えて投票をしましょう。

創価学会員が投票依頼をしてきたらしっかりとした態度で断りましょう。
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# by siawaseo_anatani | 2008-09-11 08:55 | 政治 | Trackback | Comments(0)
「日蓮仏法」と「文証」という言葉
日蓮仏法、便利なタームですよね。
でも、通用するのは、日蓮正宗系教団の中だけでしかありません。

創価学会や日蓮正宗や顕正会などの人たちが使う「日蓮仏法」というタームは、それぞれの教団の解釈が付加された、いわば「宗学」のようなものです。

日蓮さんの主張した教えと、けっしてイコールではありません。

だいたいにして、日蓮正宗系教団の悪癖は、真偽未決の「御書」はおろか「偽書」をも「文証」などと称して使用することでしょう。

本当に日蓮さんの教えを布教したいのであれば、真偽のあやふやなものなど使おうなどとは考えないでしょう。
それでも使うのは、自分たちに都合がいいから使っているわけです。

勤行にしても、日蓮さんや日興さんが読誦していた方便品の長行は読まない、さらには寿量品の長行も読まないなど、宗祖とか派祖の行儀すら棄てています。

そんな人たちが「日蓮仏法」と仰有っても説得力は皆無です。

ちなみに、厳密には「文証」とは経文だけで、釈・疏を傍証とします。
日蓮さんの「御書」を引用することは、「文証」にはなりません。
日蓮さんの正依の経典は、法華と涅槃の二経であり、基本的にはそれと照らし合わせることを「文証」と言います。
もちろん、他の経典の引用も「文証」ですが、それは法華経の傍証としての「文証」ということになります。
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# by siawaseo_anatani | 2008-06-25 03:13 | メモ | Trackback | Comments(3)
創価学会攻防史の研究について03
○いま「ポスト池田体制」といわれましたが、池田大作氏亡き後、創価学会はどのようになると思われますか。

●いろいろなところで同じ質問をされますが、質問されるひとたちはたいてい「池田氏が亡くなったら創価学会は分裂する」とか「弱体化する」と思っているようです。
 その考え方は一〇〇パーセント間違っていると申し上げたいと思います。

 創価学会の第二代会長戸田城聖氏が亡くなった後、外部では「創価学会は分裂する」という見方がひじょうに多くありましたが、結果は正反対でした。
 戸田会長というカリスマを失った創価学会は、次ぎの会長を出すまで、必死になって教勢の維持拡大をはかりました。
 それは、創価学会員にとって自らのアイデンティティにかかわることだったからです。

 戸田会長が亡くなって創価学会が分裂したり弱体化するようなことがあっては、
 創価学会員は「戸田会長の弟子」とはいえない、
 戸田会長に顔向けができない、
 世間のまちがった予測を打ち破ることで創価学会と自分たちの正義を証明する、
こういった行動原理に支えられ、「姿なき戸田会長」を求心力として「ポスト戸田体制」は動いたのです。

 それと同じく、「ポスト池田体制」も「姿なき池田SGI会長」を当面の求心力として活動することになるでしょう。
 しかも戸田時代とはちがって、いまの創価学会は組織のじっさいの運営についても集団指導体制がとられて、かなり高度な官僚体制が確立していますから、大きな分裂とか弱体化などはないと思われます。

 また「ポスト池田体制」のカリスマについては、だれがその地位につくかはわかりませんが、とうぜん出てくるでしょうし、当分の間は池田路線を踏襲するでしょう。
 池田路線を踏襲することが、後継者の証しであるわけです。
 もちろん、それも十年以内には、池田氏の権威のみを借りて実質的には「脱池田色」を図ることになると思います。
 池田氏の場合も戸田氏の権威を借りつつ、実際には戸田路線を換骨奪胎して戸田カラーを薄めながら「池田学会」にしていったわけですから、ちょうどよいお手本でしょう。 (つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-06-19 03:08 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(2)
創価学会攻防史の研究について02
○なぜいま再び創価学会について書こうと思われたのでしょうか。

●昭和四十年代のなかばまでは、じつは創価学会批判というのは、主に宗教関係者と学者がおこなっていたのですが、そこには批判する者の立場なり信念なりがありました。
 言論出版問題以降は「ジャーナリスト」による批判が圧倒的に多くなったのですが、その多くは状況論的な批判であったり、スキャンダル指向のもので、ひじょうに皮相的な批判になってしまいました。
 そして、その「ジャーナリスト」たちは、創価学会内部に情報源を求めて、批判記事を量産したわけです。
 まともなジャーナリストであれば、ディープスロートたちの「情報」を垂れ流したりはしませんが、創価学会批判というマーケットでは、「花形記者」なる存在が率先して「情報」の垂れ流しをしてしまいました。
 しかも、その「情報」に「ガセネタ」が含まれていても、意図的に記事にして垂れ流していたようにも思われます。

 創価学会と日蓮正宗の第1次抗争以降は、とくにその傾向が顕著になりましたが、同時に批判者の顔触れがほぼ固定化してきました。
 故人となった「元花形記者」を除くと、「元創価学会顧問弁護士」「元創価学会教学部長」「日蓮正宗僧侶の実弟で元創価学会員」「創価大学出身の元反創価学会新聞の記者」というように、「元創価学会員」による批判記事が非常に多いのです。
 そしてそれらがけっして「脱会して正義に目覚めた」などというものではないことも事実でしょう。

 彼らのおこなっている学会批判に、彼ら自身の学会時代における言動への反省がほとんどないことがそれを示していると思います。
 もちろん「元創価学会員」ではないジャーナリストたちによる批判記事もありますが、多かれ少なかれ前記の五人から「情報」を得ていたというケースが目につきます。
 前記の五人とつき合いのない「創価学会批判ジャーナリスト」はほとんどいないかもしれません。
 つまり、現状では創価学会批判は「元創価学会員」たちによる影響を受けているといっていいかもしれません。

 わたしたちは前記の五人とはまったく関係のない立場でしたし、彼らの影響が強い「創価学会批判ジャーナリズム」を嫌ったともいえます。
 ようやく最近になって、「創価学会批判ジャーナリズム」における「ガセネタ」のひどさがマスコミにもわかってきたようですが、前記五人のフェイドアウトとともに創価学会に関する記事じたいが少なくなってしまいました。
 それだけマスコミにおける「創価学会批判ジャーナリズム」が彼ら中心におこなわれていたということのように思えます。
 創価学会や公明党に対する疑問などは現状でも数多くあるのですが、マスコミ関係者も宗教関係者も、じつは創価学会に関する知識があまりにも少ないようです。
 これは、「スキャンダル」と「状況論」と「ガセネタ」でまわってきた「創価学会批判ジャーナリズム」の悪影響の最たるものといっていいでしょう。

 創価学会攻防史の研究は、「創価学会批判」を第一の目的としたものではありません。
 批判以前に、まづ読者に「知識」をもってもらうこと、そのための材料を提供することを目的としていますが、それは「ポスト池田体制」を視野にいれてのものです。
(つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-06-17 20:28 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(0)
創価学会攻防史の研究について01
○最初にお聞きしたいのですが、「創価学会攻防史の研究」というタイトルは十数年前に『新雑誌X』(後に『新雑誌21』と改題)で連載されていたものと同じですね。
●はい、タイトルだけではなく、内容も当時と基本的には同一線上にあります。
 当時の原稿も活かして書かせていただきますが、その後に取材したことや新たに入手した資料を盛り込んでいきたいと思います。

○以前の連載から十数年たって、創価学会じたいも、そして創価学会をめぐる状況もずいぶん変化したのではないでしょうか。
●社会的には、政治分野において公明党が政権与党となったことがあげられますが、このことについては別の機会にふれたいと思います。
 宗教的な部分では、日蓮正宗と別れたことがもっとも重要です。
 じつはこのことは、本尊と血脈という日蓮正宗系の信仰上欠くことのできないふたつの要素にかかわる問題なのですが、創価学会のアイデンティティーを大きく左右する問題だといってよいでしょう。
 創価学会という教団は、昔もいまも、世間的にいかに池田大作氏が批判されようとも、宗教法人創価学会も、政治団体である公明党も、自らの問題点や体質を、あらためて反省することもなく、また末端会員の一部には多少の動揺や脱会者が出たりしても、組織の大勢には影響もなく教団は存在し続けています。
 これは創価学会を破門した日蓮正宗においても同様で、七百年の伝統をバックに、その無謬性を過大に主張することにおいては、創価学会と同様であるといっていいでしょう。
 日蓮正宗系の各団体において特徴的なことは、自己正当化を極限まで推し進めることによって表面上はともかく、本質的には他を一切認めようとしない、際立って独善的な体質を有しているというてんにあると考えられます。
 一般的には、このような独善的なものたちが、それぞれに自己の正当性のみを声高に主張すれば、互いに敵対関係にならざるをえないであろうことは自明の理です。
 しかも、いったん敵対関係に陥った場合、そこには徹底した排除の論理が働き、往々にして権力を持つ多数派によって少数派は外部へと押しやられてしまうことになります。
 内棲セクトから外棲セクト化したりカルト化した集団のみに限ったことではないのですが、ある集団においてその趨勢を最も左右するのは、集団内における求心力の問題だといえます。
 宗教教団の場合特に求心力は、教祖、会長、管長など教団トップの者の権威に向かうことになります。
 創価学会と日蓮正宗の場合のように同一宗団内で権威と権威がぶつかりあうとき、宗団の求心力は相対的に弱まることになります。
 日蓮正宗は伝統宗門の権威をもって創価学会をある意味では押さえつけようとし、創価学会(というより池田大作氏)は教勢拡大の実績をたてに日蓮正宗との対等関係もしくは主導権の確立を望んでいたと思われ、両者が一致する妥協点を見いだすことはけっして容易なことではなかったでしょう。
 三十年ほど前、創価学会のいわゆる五十二年路線と呼ばれる日蓮正宗からの独立計画が問題となったとき、全国で十数万人の会員が創価学会を辞め、日蓮正宗の末寺の檀徒となり、いわゆる正信覚醒運動というものを始めましたが、その当時も反創価学会活動寺院の僧侶や檀徒どうしで、さまざまな流言蜚語が飛び交い、互いに疑心暗鬼に駆られ、少なからぬ数の檀徒が信仰から離れていきました。
 疑いをかけられた者は檀徒会の体質に疑問や嫌気を感じ日蓮正宗そのものを否定し、疑いをかけた者はその無責任なデマを流したことを周囲から批判され檀徒会にいられなくなり、檀徒会からだけでなく日蓮正宗の信仰からも脱落していったというケースもありました。
 一般的に、批判する対象への過度の思い込みから完全な視野狭窄をきたし、精神分裂的に被害妄想や誇大妄想に陥るというのは、稀にあることですが、創価学会批判者がそのようになる例は少なくありません。
 彼らの多くは自らの非を絶対に認めようとせず、それを追求されそうになると、ほとんど同じパターンで、まるで狂ったかのように過敏に反応し、攻撃的(つまり暴力的、脅迫的)な言辞・態度・行為に出るのですが、これは日蓮正宗系の団体に特に顕著で、批判する側にも批判される側にも共通しているのです。(つづく)
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# by siawaseo_anatani | 2008-06-16 12:31 | 創価学会攻防史 | Trackback | Comments(0)
富士門流の上代について
歴史的には日興さんが唯受一人の血脈相承を日蓮さんから受けたという記録の正文書というのは少なくとも大石寺には伝来してはいません。

なにしろ、二箇相承書は重須(北山)本門寺由来の文書で、しかも最古の写本は京都の要法寺日辰のものです。

五一相対も、日興さんの真筆はなく、史実としてはまづ波木井・日向対他の五老僧であったことは、日興さんの書状などに記されています。
これは、日蓮宗宗学全書や日興上人全集で確認することができます。
「五人所破抄」や「富士一跡門徒存知之事」は、日興さんの死後に、富士方と鎌倉方の関係が悪化してから書かれた文書ですから、史実をそのまま記したものであると断定することはできません。

大石寺は南条家が檀那で日目さんの縁戚でしたから、おそらく日興さんは大石寺の名誉住職のようなものではなかったでしょうか。

日興さんは「おほいしのてら」に数年仮寓して後、重須(北山)に移ったのですが、晩年まで本尊の書写と授与を行なっており、けっして隠居したわけではありませんでした。

師の日蓮さんは死ぬまで現役だったのですから、日蓮さんの側近ともいえる日興さんが、生前に代替わりするとは考えられません。

隠退してはいなかったからこそ、日興さんは初代学頭に日澄さんを据え、日澄死後は二代学頭に日順さんを据えたわけですし、日興さんの死後に日代さんが重須の二代になったわけです。

学頭とは重須の学頭ということもありますが、なによりも日興門下の学頭と考えるほうが自然であると思えます。

日興さんの死後、大石寺では、日目さんが京都に天奏の旅に出ましたが、そのことを記述した最も古い文書では、同行したのは日尊さんと日道さんと記されているわけです。

従来は天奏に同行したのは日尊・日郷の二人であるとされてきましたが、これは、時代が下って、大石寺東坊地の係争の中で大石寺側が言い始めたわけです。

つまり、富士の清流というフレーズは不確かなものであるといえると思います。
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# by siawaseo_anatani | 2008-06-11 03:42 | 日蓮正宗 | Trackback | Comments(0)
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