小沢氏の地元・岩手県では23日、「きちんと説明してほしい」との声と、国会会期中の聴取に「国民生活が置き去りにされた」と検察などに対する批判が上がった。
小沢氏の地元後援会幹部は「信念に基づいて正々堂々と説明すればいい。先生を支えていく気持ちに変わりはない」と強調。民主党県連代表の工藤堅太郎参院議員は「潔白が証明されると信じている」と力を込めた。民主党県議の一人は通常国会会期中であることを指摘し「審議が忙しい時に聴取するのはおかしい」と検察を批判した。
一方、自民党県連の千葉伝幹事長は「秘書ら3人が逮捕されたことへの道義的責任は明確。国会でも参考人としてきちんと説明すべきだ」と、小沢氏に説明責任を果たすよう求めた。(24日 07:00)