宮崎、鹿児島、長崎の九州３県で２４日、任期満了に伴う計五つの市長選が投開票された。新人３人が争った宮崎市長選は、旧佐土原町長の戸敷正氏（５７）＝無所属＝が、元県議の由利英治氏（６０）＝無所属＝と元市議の斉藤了介氏（４３）＝無所属、民主、公明推薦＝を破り、初当選した。投票率は４８・１５％。当日有権者数は２９万６６０４人（市選管調べ）。

　宮崎県都城市長選は、現職の長峯誠氏（４０）＝無所属、民主、公明推薦＝が、新人で元市議の山田裕一氏（４９）＝無所属＝を破り、再選した。投票率は６５・５６％。当日有権者数は１３万７８３２人（市選管調べ）。

　宮崎県延岡市長選は、現職の首藤正治氏（５４）＝無所属、民主、公明、社民推薦＝が、新人で元県議会副議長の井本英雄氏（６３）＝無所属＝を破り再選。投票率は６０・２６％。当日有権者数は１０万８１６１人（市選管調べ）。

　鹿児島県鹿屋市長選は、新人で会社社長の嶋田芳博氏（６１）＝無所属＝が、元鹿屋商工会議所会頭の岡崎継義氏（７０）＝無所属、公明推薦＝と元市議の本白水捷司氏（６６）＝無所属＝の新人２人を破って初当選した。投票率は５６・７４％。当日有権者数は８万３３５０人（市選管調べ）。

　長崎県松浦市長選は、再選を目指す現職の友広郁洋氏（６７）＝無所属＝が、新人で元市議会議長の中塚祐介氏（５８）＝無所属、民主推薦＝と、新人で元県議の田中広太郎氏（６２）＝無所属＝を破った。

＝2010/01/24　西日本新聞＝