東京都庁近くの新宿中央公園(新宿区西新宿2)で催涙スプレーを噴射したとして、警視庁新宿署は24日、神奈川県に住む高校3年の男子生徒(17)を傷害容疑で逮捕した。
逮捕容疑は、24日午後1時ごろ、同公園の多目的運動広場で、30~40代の男性3人の顔に催涙スプレーをかけ、目に軽傷を負わせたとしている。男子生徒は「公園には1人で来た。スプレーは護身用で、(男性らに)声をかけられてかっとなり、やった」と供述しているという。
新宿署によると、3人は外国人参政権に反対する市民グループのデモ行進に参加して帰ろうとしたところ、公園内で男子生徒と口論となったという。騒ぎに気づいた新宿署員が駆けつけて、男子生徒を署に任意同行した。
毎日新聞 2010年1月24日 23時59分