2009年11月07日
“親日財産 土地売ったならお金で還収”
原文入力:2009-11-06午後08:09:03
ミン・ビョンソク子孫に返還判決
ソン・ギョンファ記者
親日派の子孫が受け継いだ財産をすでに売却したとしても、国家はその財産相当の現金を還収できるという判決が下された。
ソウル中央地裁民事合議25部(裁判長 チョ・ウォンチョル)は国家が「親日財産を売ってできた4億4650万ウォンを返還しなさい」として親日反民族行為者ミン・ビョンソクの子孫ミン・某(61)氏を相手に出した訴訟で、原告勝訴判決したと5日明らかにした。これに先立ち大法院は「親日財産であることを知らずに土地を購入した第三者に責任を問うのは違法だ」と判決し、親日財産還収に困難があった。
裁判所は「ミン氏は韓日合邦の功を認められた後、親日反民族行為の代価として各種利権と特権的恩恵を与えられていた中で、該当土地を取得しただけに土地の買収資金がその間に行ってきた一連の親日反民族行為と全く関係ないということはできない」として「親日財産の土地は国家の所有になるが、善意の第三者に売却され還収できないので(被告はこれを)現金で支給する義務がある」と明らかにした。
ソン・ギョンファ記者freehwa@hani.co.kr
原文: http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/386349.html 訳J.S