January 24, 2010

ノアシリーズは続く

プロレス業界全体のことを考えれば、
ノアが潰れるのはよろしくない。
だからなんとか持ちこたえてほしいのだが、
業界関係者たちと話をするたび、
「未確認情報だけど不渡り出したって話だよ」
とかに始まって、ろくな話を聞かない。

今日久々に2ちゃんねるを見たが
そこにも「分裂する」だの
「潰れる」だの…ろくなもんじゃない。

私の勘が外れていてくれればと願うばかりだが、
現在かなり切羽つまった状況にあるような気がする。
キツネ顔の男が役員から引いた時点で
「ああ、そういうことか」と
思った人も多いと思う。

「不渡りの噂」に関しては
「あの会社、手形決済をするほど銀行との強いラインはないはず」
という声も聞こえてきた。


最近のノアの流れ、ネットでみていると
そのブッキングからして
「今日メシを食うことしか考えていない」と感じる部分がある。

半年後や一年後のこと、ましてや5年後、10年後のことなど
考えていないような気がする。

健全な経営は長期のスパンでものごとが考えられなければ
成り立たない。

現在のノアは目先のことで精一杯という現実が浮き彫りになって
いるような気がするのである。

そもそも経営のプロが入っていないことに無理があるし、
年商のわりに役員の数が多すぎる。

どうやら近い将来、丸藤新社長に政権交代という噂も強まっているが
ある人に言わせれば「彼は可哀そう。いま会社の状況が悪い中
経営者としての帝王学が学べるわけがない。経営がうまく
いっている時に彼に教えてあげるべきだった」とのこと。

ただでさえ苦しいのに怪我人続出となり
駒がどんどん減っていく中、どうやっていいカードを組めばいいのか。

そんな中、新日本プロレスが救いの手を差し伸べているようだが、
いまの新日本の幹部は何を考えているのか。

いまこそ新日本VS Uインターの再現しかないと思われる中
東京ドームのアレである。
新日本VS Uインターが爆発的人気を呼び
大ヒットになったのはなぜか。

4試合組んで2勝2敗なんてことは決してなかった。
そこをもう一度考えるべきだ。

新日本はノアをかつてのUインターにするつもりで
やっていかなければ本当の繁栄は戻ってこない。

「おたくとはもう対等な付き合いは出来ません」

菅林社長は人がよすぎて、そういった駆け引きは
出来ないのだろう。

しかし「嫌ならいいんですよ。今後オタクには一切協力しませんし、
オタクのリングに上がっているフリーの大物たちを
好条件でウチが引き抜きますから」と一言いえば
新日本が大勝利となるはず。実にもったいない。

そこでノアの一人一人が、その怒りをリングで表現できれば
史上空前の緊迫感が生まれて、大ホームランとなりそうな
気がするのだが。

そういった意味でビンス・マクマホンVSブレット・ハートは
因縁がガチンコだからかなり面白くなりそうだ。

なにはともあれ何かの改革…精神的な改革がなければ
2ちゃんねるの噂が本当になる日は近いのではないのだろうか。







jimmysuzukiusa at 18:24│Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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