県立健康生活科学研究所生活科学総合センターは、菓子の袋の角で幼児が目をけがする事故が県内であったと発表した。袋の四方がとがっている包装の中にはカッターナイフと同程度の鋭利さを持つものもあることもわかり、同センターが注意を呼びかけている。
同センターによると、昨年7月、宝塚市内の30代の女性から「お菓子の袋を持っていた3歳の娘が角膜にけがをした。包装容器を見ると角が硬くとがっており、危険ではないか」と相談があった。けがは5日後に完治したという。
相談を受け、同センターは、プラスチック多層フィルム製の10種類の包装を用意し、角が直角の包装と丸い包装が魚肉ソーセージに突き刺さるために必要な力を測定。その結果、直角の包装は丸い場合の約3割の力で突き刺さり、カッターナイフの場合と同程度の力しか必要ないこともわかった。【近藤諭】
毎日新聞 2010年1月24日 地方版