瀬戸内海の陽光をイメージした黄色の電車が21日夜、JR広島駅(広島市南区)に初登場した。地域ごとの車体色に塗り替えを進めているJR西日本の一番列車で、鉄道ファンたちが出迎えた。
午後9時56分、下関発広島行き4両編成が到着。鮮やかな濃黄色がライトに照らされて浮かび上がった。ホームの乗客が珍しそうに見たり、鉄道ファンがカメラのシャッターを切ったりしていた。
広島発白市行きの同じ車両に乗り込んだ東広島市西条御条町、会社員片山仁さん(48)は「海沿いを走ったら色が映えそうですね」と話していた。
【写真説明】山陽線を走り始めた鮮やかな濃黄色の電車(広島駅)
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