2008/08/14
NATUME AOYAMA(港区南青山7−1−7)は、高級輸入自動車の買取販売をする企業であり、扱う車はどれも数千万円を超える、セレブ御用達の車屋である。恵比寿駅近くのショールームには、それこそ1台で高級マンションの価格に匹敵する程の車が常時展示されている。世が燃料高騰で右往左往している時代だが、NATUMEの顧客には無関係なのであろう。庶民感覚からすれば、まさに別世界である。
とはいえ、所詮は中古車買取販売である。扱う車が軽トラだろうがベンツだろうが、売買差益で収益を得ていることに変わりはない。南青山で高級外車に囲まれているNATUMEの夏目政明社長も、田舎の街道筋に軽トラを並べている親父も「安く買って高く売り捌く」といった本質に、何一つ違いはない。
この単純明快な「利ざや商い」で利益を上げようとすれば、先ずは安く買い叩く他ない。今回、夏目政明社長が犯した愚行も、買取時での利益確保を優先したが為に発生したといえる。しかも、数千万円の高級外車を扱う夏目政明社長が、姑息な手段で手にした金額は僅か数百万円というが・・・もしかして内情は火の車?
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