【饗庭直道 いざ!幸福維新】外国人参政権付与は「国家の自殺」

2010.01.22


饗庭直道【拡大】

 昨年5月に立党した「幸福実現党」の広報本部長代理、饗庭直道(あえば・じきどう)です。

 民主党政権ができて約5カ月。日本の国情は、不況の深刻化と日米安保の危機など、「国難」が現実化しつつある。

 このままでは日本の未来が危ない、と痛感し、誇りある日本の未来ビジョンを創造するため、幸福実現党は昨夏の総選挙に続き、今夏の参院選にも全選挙区で候補者を擁立することを決定した。

 毎月第4金曜掲載の当コラムでは、あらゆる危険を覚悟で体当たりで行動し、ある時は「憤り」を、ある時は「希望」を述べていきたい。昔から暑がりで、冬もジャケットの下は半袖。周りからは「熱い(暑苦しい)奴」といわれ続けてきた男の、「幸福維新」への檄文をお届けします。

 民主党は今国会で、マニフェストになかった「外国人(国籍をもたない永住者の)参政権法案」を成立させようとしている。報道などによれば、「昨夏の衆院選で民団(在日大韓民国民団)にお世話になったご恩返し」と「参院選で民主党の完全勝利を期するため」だそうだ。国の在り方を左右する重要法案を、選挙目当てで成立させようとは…。

 私はすでに外国人参政権を導入した国を「突撃取材」した。

 20年以上前、イスラム系の外国人に地方参政権を付与したオランダ。1600万人の総人口に対して、20年前は約5万人だったイスラム移民が、今では、20倍の100万人を超えている。

 私は、観光客が足を踏み入れないイスラム自治区に行ってみた。身ぐるみをはがされそうな目にあいながら相手の懐に飛び込んで分かったのは、参政権を得たイスラム系移民は、寛容で自由な(同性愛も大麻も合法)オランダ文化を憎悪し、「早く俺たちの政党をつくり、オランダを変革する」という使命感を本気で持っていることだ。

 外国人が国の基本的な在り方を変えようとしているのだ。外国人参政権の付与は「国家の自殺」だと、体感した。

 日本が真の国際化を遂げるには、いずれ優秀な移民の受け入れが必要な時がくる。しかしその前に、日本と日本人の権利を守るインフラを整備すべきではないか。(幸福実現党広報本部長代理 饗庭直道)