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2009年2月5日 |
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新型ハイブリッドカー「インサイト」を発売 |
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Hondaは、軽量・小型なハイブリッドシステムをコンパクトな5ナンバーサイズのボディに搭載し、優れた燃費性能と気持ちの良い走りを実現する5ドアハッチバックの「インサイト」を、189万円※1からというお求めやすい価格で2月6日(金)に発売する。
新型インサイトは、「新時代コンパクトスタンダード」をコンセプトに、「優れた環境性能」「高効率で使いやすいパッケージ」「軽快で気持ちの良い走り」を、より多くのお客様に乗っていただける「お求めやすい価格で提供すること」を目指して開発した。 新開発のHonda独創ハイブリッドシステム1.3L i-VTECエンジン+IMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)により、実際にお客様が運転する際の優れた燃費性能を実現するとともに、ドライバーの低燃費運転を支援する「エコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)」を全タイプに標準装備し、さらなる燃費の向上を図っている。
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<優れた環境性能> |
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1.3L i-VTECエンジンと軽量・小型なIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)を組み合わせたハイブリッドシステムによる優れた燃費性能(JC08モード走行で26.0km/L、10・15モード走行で30km/L)※2を達成 |
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空気抵抗を低減したボディ形状により世界トップクラスのCD値(空気抗力係数)0.28※3を達成し燃費向上に寄与 |
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実用燃費のさらなる向上を支援する新システム「エコアシスト」を全タイプに標準装備 |
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<高効率で使いやすいパッケージ> |
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コンパクトで低全高のボディに実用的な室内空間を確保した快適なパッケージ |
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広くて使い勝手に優れた荷室 |
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<軽快で気持ちの良い走り> |
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街中でも高速走行でも、日常でストレスのない軽快な走りと乗り心地 |
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<お求めやすい価格で提供すること> |
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ハイブリッドシステムの高効率化や部品の共有化によるコストの低減 |
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生産性の効率向上 |
* 名前の由来= |
「インサイト(INSIGHT)」とは、英語で「洞察力」「眼識」という意味。ハイブリッドカーの本格的な普及という新しい時代の到来を洞察するクルマという意味を込めた。 |
※1 Gタイプ。全国メーカー希望小売価格。消費税込み
※2 G、Lタイプ
※3 量産5人乗り乗用車として(Honda調べ)。数値はHonda測定値
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インサイト G |
タイプ |
エンジン |
トランスミッション |
駆動 |
消費税込み |
(消費税抜き) |
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G |
1.3L i-VTEC + IMA |
CVT <ホンダマルチマチックS> |
FF |
1,890,000円 |
(1,800,000円) |
◎ |
L |
2,050,000円 |
(1,952,381円) |
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LS |
CVT <ホンダマルチマチックS> +7スピードモード |
2,210,000円 |
(2,104,762円) |
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※ |
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価格には、保険料、税金(消費税を除く)、登録などに伴う費用は含まれない |
※ |
自動車リサイクル法の施行によりリサイクル料金が別途必要。リサイクル料金は、リサイクル預託金(シュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類のリサイクル等に必要な費用、情報管理料金)及び資金管理料金の合計金額 |
※ |
スペクトラムホワイト・パール、プレミアムディープバイオレット・パールは31,500円(消費税抜き 30,000円)高 |
●ボディカラー/シートカラー組み合わせ
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ボディカラー |
スペクトラム ホワイト パール (新色) |
アラバスター シルバー メタリック |
ポリッシュド メタル メタリック |
ブリリアント スカイ メタリック |
ミラノ レッド |
プレミアム ディープ バイオレット パール |
クリスタル ブラック パール |
シ | ト カ ラ | |
ブルー |
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● |
● |
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ウォームグレー |
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● |
● |
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◆「インサイト」の主な特長
●エクステリアデザイン
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「エアロアスリート」をコンセプトに、空力性能の追求により鍛え抜かれた走りの形を実現したエクステリアデザイン。 |
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環境フラッグシップモデルである燃料電池車FCXクラリティのデザインを踏襲した、力強さとワイド感を表現したフロントビュー。 |
・ |
フロントからリアまで連続するワンモーションフォルムに、ボディ中央を貫くショルダーラインを設定し、低全高でスポーティなフォルムを印象づけるサイドビュー。 |
・ |
ヒップアップしたエアロテールなど、空力性能と軽快なデザインを両立したリアビュー。 |
●インテリアデザイン
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インテリアは、「エモーショナル・ハイブリッド・インテリア」をコンセプトに、ドライバーにとっての操る楽しさ、同乗する人への爽快感、ハイブリッドカーらしい先進感を融合させている。 |
・ |
ドライバーが確認する頻度の高い情報とそれ以外の情報に分け、上下二分割のメーター配置とすることで、わずかな視線移動で情報をスムーズに認識できるマルチプレックスメーターを採用。 |
・ |
異なる要素を持つカラーや素材を組み合わせることでハイブリッドらしい未来感を演出したインテリア空間。 |
●パワートレイン(ハイブリッドシステム)
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・ |
主動力のエンジンに補助動力のモーターを組み合わせたHonda独創のハイブリッドシステムであるIMA(インテグレーテッド・モーター・アシスト)により低燃費と排出ガスのクリーン化を実現。 |
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1.3L i-VTECエンジンは必要に応じて全気筒を休止する可変シリンダーシステム(VCM:Variable Cylinder Management)を採用し、低燃費と力強いトルク特性を両立。IMAとあいまって1.5Lクラス並みの安定したレスポンスと加速性能をもたらしながら優れた燃費性能を達成している。 |
・ |
従来比※4で約22%の薄型化と約15%の軽量化を達成した新設計薄型DCブラシレスモーター。 |
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モーターの駆動と電力エネルギーの回生を、走行状況とバッテリー残容量に応じて最適に制御するPCU(パワーコントロールユニット)。 |
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高出力Ni-MH(ニッケル水素)バッテリーは、モジュールあたりの出力と耐久性を約30%向上させることで、モジュール本数を従来※4の11本から7本へ削減。モーターに必要な出力と容量を確保しながら、従来比※4で約31%の小型化と約35%の軽量化を実現。 |
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PCUとバッテリーで構成されるIPU(インテリジェントパワーユニット)は、従来比※4で約19%の小型化と28%の軽量化を達成することにより、荷室下への配置が可能となりパッケージング効率に大きく寄与。 |
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Hondaハイブリッドシステムのトルクフルかつ低燃費な走りを引き出すコンパクト、高効率、高トルク容量のCVT(ホンダマルチマチックS)を採用。発進時のストール回転数を下げ、より低い回転でクラッチをつなぐ制御を導入。発進時の加速性能と燃費の向上を実現している。 |
・ |
精密なエネルギーマネージメントにより停車時/加速時/クルーズ時それぞれにおいて、エンジンのバルブ制御とモーターアシストの組み合わせを最適に制御。あらゆる走行状況で低燃費かつ軽快な走りを実現する。また、低速時にはモーターのみで走行し、停車時にはアイドルストップすることで燃費性能を高めている。 |
※4 シビック ハイブリッド(2006年モデル)比 |
●先進機能
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さらなる実用燃費の向上を目指してドライバーの低燃費運転を支援するエコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)を全タイプに標準装備。
−エコアシストの3つの機能−
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ECONモード |
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ECONスイッチをオンにすることで「エンジンの出力制御」「アイドルストップ領域の拡大」「減速時の回生充電量の増加」「エアコンの省エネ化」を行う。これらの制御により燃費性能を向上させることが可能となっている。
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コーチング機能 |
: |
アクセルやブレーキの操作からエコドライブ度を診断し、スピードメーターの背景色であるアンビエントメーターの色を変化させることで、ドライバーがリアルタイムに燃料消費状況を確認できる。ドライバーが色の変化を意識しながら運転することで低燃費運転に寄与する。
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ティーチング機能 |
: |
メーター内に設置されたマルチインフォメーション・ディスプレイ画面内では、燃費運転をリアルタイムに採点し成績を「リーフ(葉)」の数により画面上に表示できる。運転終了後には、エンジン始動から停止までの燃費運転の採点結果と、これまでの累計結果である生涯成績を表示する。さらに、燃費運転の積み重ねで「リーフ(葉)」が育つため、ドライバーはその「リーフ(葉)」を成長させる楽しみを通じて、より低燃費な運転を習得しやすいシステムとしている。 また、メーカーオプションのHonda HDDインターナビシステムを装着すると、ナビ画面上にエコ運転度採点履歴や採点内容の詳細、燃費向上アドバイスなどのエコインフォメーションを表示することができる。さらにインターナビ・プレミアムクラブのパーソナルホームページを利用すれば、自宅のパソコンで低燃費運転に対する詳細な評価をはじめ、採点履歴の経過や変化、全国の会員の中での燃費運転ランキングの情報なども見ることができる。 |
●環境性能
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JC08モード走行で26.0km/L、10・15モード走行で30km/L※2の低燃費を達成。 |
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全タイプ、国土交通省「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」認定を取得。 |
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全タイプ、国土交通省「平成22年度燃費基準+25%達成車」認定を取得。 |
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全タイプ、国土交通省「2015年度燃費基準」※5を達成。 |
※5 省エネ法に基づき定められている新しい燃費基準 |
●パッケージ
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コンパクトで低全高なボディでありながら、広く使い勝手の良い室内空間を実現。 |
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2,550mmというゆとりのあるホイールベースを設定し、790mmのタンデムディスタンスを確保することで大人5人がしっかり座れるスペースを創出。 |
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コンパクトなバッテリーや制御ユニットを荷室下に配置することで最大400L※6の大容量荷室を実現。 |
※6 VDA方式によるHonda測定値 |
●シャシー
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フロントにはマクファーソン・ストラット式、リアにはH型トーションビーム式のサスペンションを採用し、操縦安定性と乗り心地を両立している。 |
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Hondaハイブリッドカーとして初めてパドルシフトをLSタイプに設定。マニュアル感覚のシフト操作をステアリングホイールから手を離さずに行うことでスポーティな変速操作を楽しめる。 |
●ボディ
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軽量かつ空力性能に優れた5ナンバーサイズの低全高コンパクトボディ。 |
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エクステリアの各パーツからアンダーボディへの空力パーツの配置まで、風の流れを緻密に検証して設計されたボディは、世界トップクラスのCD値0.28※3という優れた空力性能を達成。 |
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ハイブリッドシステムのレイアウトに対応したインサイト専用のボディは、荷室下へIPUを搭載するための高い剛性をリアの骨格やフロアに確保し、安全性と優れた走行安定性を実現。 |
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高張力鋼板(ハイテン材)を骨格の約52%※7に使用することで軽量化と高剛性化を高いレベルで達成。 |
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フロントウインドウに、遮音機能とIR(赤外線)カット機能を兼ね備えたガラスをHondaのコンパクトクラスとして初めて採用。室内温の上昇を和らげるためエアコンの省電力にも寄与している。 |
※7 重量比 |
●効率化・低コスト化
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ハイブリッドシステムの各構成ユニットの小型・軽量化、機能集約を推進。特にバッテリーボックスは、部品点数を従来比※4で約50%削減。ハイブリッドシステム全体のコストも大幅に低減。 |
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新設計が必要な部品と他車と共有する部品を綿密に選択。新設計の部品に資源を集中し、その他の部品は共有化・最適化を行うことにより低コスト化を徹底して追求した。 |
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鈴鹿製作所にインサイト専用のIMAのモーター組み立てラインを増設。生産効率を大幅に高め量産体制を確立することで、大幅なコストの低減を達成。 |
●安全性能
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自己保護性能と相手車両への攻撃性低減を両立した、コンパティビリティ対応ボディを採用。 |
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頭部や脚部などに対する衝撃吸収構造を採用した、歩行者傷害軽減ボディを採用。 |
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側面衝突時の頭部への衝撃を緩和するサイドカーテンエアバッグシステムを、前席用i-サイドエアバッグシステムとセットで設定。 |
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旋回時などの走行安定性をさらに高める、VSAをG、Lタイプに設定、LSタイプに標準装備。 |
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後面衝突時に頚部にかかる負担を軽減する、フロントアクティブヘッドレストを全タイプに標準装備。 |
お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へお願い致します。 |
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