プロ契約した超高校生MF柴崎(青森山田2年)の家庭の事情
2010年01月24日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
高校サッカー選手権準優勝で“超高校生級”と注目された青森山田の2年生MF柴崎岳が20日、J1鹿島に「11年シーズンから加入する」ことが正式発表された。現役高校生が“仮”とはいえ、プロ契約を結ぶのは異例中の異例である。
「柴崎には鹿島、名古屋、川崎、柏がオファーを出して熾烈(しれつ)な獲得競争を繰り広げた。一歩リードの鹿島が“2月中に仮契約を交わす”と噂になっていた」(サッカー記者)
契約が前倒しになったのは「2月1日スタートの鹿島・宮崎合宿に帯同させるため」(マスコミ関係者)ともっぱら。鹿島の主力MF陣である小笠原、本山、中田は今年で31歳。MF野沢も29歳を迎える。Uー17代表の司令塔を務める柴崎を一日も早く鹿島の水に馴染ませ、世代交代を進めようとしているのだ。
「一部には、柴崎が高校2年を終了した時点で中退し、鹿島入りするといわれている。今月6日に24歳MF増田の山形へのレンタル移籍が発表されたが、これも“柴崎のイス”を空けておくためです」(前出の記者)
柴崎の「中退説」を後押しするのが“家庭の事情”である。前出の関係者がこう言う。
「母子家庭の柴崎家は経済的に恵まれず、柴崎が青森山田付属中学に特待生で入ったのも“授業料を払うのもギリギリ”だったからです。“早くプロになって家計を助けたい”が口癖だった」
思い出されるのが、98年に浦和入りしたMF小野伸二である。経済的に困窮した家庭に育った小野は、清水商在学中から「好条件のクラブにお世話になる」と公言していた。結局、物心両面でサポートしていた清水ではなく、年俸など大盤振る舞いした浦和に入った。“第2の小野伸二”柴崎が、小野のように日本代表司令塔にまで上り詰めるか、大注目である。
(日刊ゲンダイ2010年1月21日掲載)
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