2010年 1月 23日
おかやま子育てカレッジ
発達障害を持つ子供との接し方について学ぶセミナーが岡山市で開かれました。岡山県などが開いたもので、県内の保育士など約100人が参加しました。発達障害の子供は理解力が低かったり、気持ちをうまく言葉で表現できなかったりします。セミナーでは、岡山市の知的障害児施設みどり学園の黒田みき子園長が、「何気ないしぐさから子供が何を伝えたいのかを読み取ることが大切」と話しました。県では来月20日にも自閉症をテーマにしたセミナーを開くことにしています。

岡山市の福祉施設で食中毒
岡山市などの3つの福祉施設で合わせて19人が食中毒の症状を訴えていたことがわかりました。岡山市では、3つの施設に食事を配送していた給食業者を23日から4日間の営業停止処分としました。営業停止処分を受けたのは、岡山市東区西大寺浜のトモニーです。岡山市によりますと、今月21日、トモニーが委託を受けて食事を配送している岡山市の福祉施設から「数人におう吐や下痢の症状がある」と保健所に連絡がありました。保健所が調べたところ、トモニーが食事を配送している岡山市と瀬戸内市の3つの施設で合わせて19人の入所者や職員などが同じような症状を訴えていることがわかりました。患者は、37歳から97歳までの男性7人、女性12人でいずれも症状は軽く現在は快方に向かっているということです。

高梁川流域高等学校音楽会
岡山県の高梁川流域の高校による合同コンサートが倉敷市で開かれました。この合同コンサートは、1955年に始まり、今年で53回目を迎えます。倉敷市や総社市、新見市などから19の高校、24団体が参加しました。迫力ある数十人の演奏から、しっとりした少人数の演奏まで様々でしたが、どのグループも熱のこもった演奏で、会場からはそれぞれに大きな拍手が贈られていました。コンサートを主催した高梁川流域連盟は、倉敷出身の企業家、大原總一郎の呼びかけで、1954年に創設されました。現在、高梁川流域と高梁川の水を使っている7市3町が加盟していて、こうしたイベントを通して、連帯意識を養っていきたいとしています。

片山虎之助が比例代表での出馬穂
自民党の片山虎之助元総務大臣は今年夏に予定されている参議院議員選挙に比例区から出馬を目指す意向を明らかにしました。岡山市内で開かれたパーティーで、「岡山県を中心にしながらも全国の幅広い支援を結集したい」として比例区から出馬を目指す意向を明らかにしました。参院選をめぐっては、公募による候補者擁立を断念した自民党岡山県連が今月20日、岡山選挙区からの出馬を要請しましたが、片山さんはこの要請を断っています。比例区からの出馬を目指す片山さんですが、自民党には比例の70歳定年制があり、党本部が公認するかどうか今後の動向が注目されています。片山さんは、2007年7月の参院選で岡山選挙区から立候補し落選しています。