(cache) イノウエ氏、普天間で忍耐限界も 5月決着強く促す - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  22日、米議会内で日本記者団のインタビューに答えるダニエル・イノウエ上院議員=ワシントン(共同)

    イノウエ氏、普天間で忍耐限界も 5月決着強く促す

     【ワシントン共同】米民主党の重鎮で知日家のダニエル・イノウエ上院議員は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について「米国の忍耐にも限界がある」と述べ、鳩山由紀夫首相が約束した5月の決着を強く促した。次の日米首脳会談は普天間問題の決着が前提になると指摘。オバマ大統領が任期中に被爆地広島を訪問するとの見通しも示した。

     米議会内で日本記者団のインタビューに応じた。

     イノウエ氏は普天間問題について「米国は辛抱強く対応すると決めた。だが問題が長引いた場合、忍耐がいつまでも続くと考えない方がいい。限界がある」と語った。

     日米関係の現状については「難局にある」と分析し、関係悪化が周辺国に誤ったメッセージとなることを懸念。仮に在日米軍が大きく削減され削減された場合「日本は防衛力を増強せざるを得ない」とし、中国や韓国との軍拡競争につながる危険性を指摘した。

     オバマ氏の被爆地訪問に関しては「任期中に行くだろう。日米関係改善に役立つ」と指摘。米国内での反対論について問われると「何事にも反対論はある」と障害とならないとの見方を示した。

      【共同通信】