リニューアルされ、携帯電話でも閲覧できるようになった「大分バリアフリーマップ」
県は、県内の官公庁や商業施設などのバリアフリー設備の情報を紹介するホームページ(HP)「大分バリアフリーマップ」をリニューアルした。HPに登録している施設数と項目を増やしたほか、携帯電話からも閲覧できるようにして、利便性を向上させた。
HPは高齢者や障害者らが外出する際に役立ててもらおうと、2004年に開設。(1)施設入り口の段差の有無(2)車いすに対応したトイレがあるか―など36項目の情報を掲載していた。
県は、より詳しい情報を提供しようと、「トイレにベビーシートが設置されているか」―などを加えて調査項目を59に増やし、登録していた約2400施設に情報を求めて更新。並行して新たな登録を呼び掛け、登録施設数を約2700に増やした。また、外出先からでも情報を得られるよう、携帯電話からHPを閲覧できるようにした。GPS(衛星利用測位システム)機能を備えた携帯電話なら、出掛けた場所で利用者の近くにある施設の情報を確認することができる。
県地域福祉推進室は「利用者と施設の双方からの意見を参考に、さらに利用しやすいHPを目指したい」と話している。バリアフリー設備がある施設の新規登録をHPで受け付けている。問い合わせは同室(TEL097・506・2622)。HPは(http://oita.bfmap.jp/)。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA