最初で最期の「あとがき」

さて。ヴェルデガルドPLとして最期のPL的文章を書かせて貰おうと思います。
正直な所私はPLが表に出てくるのって、あまり好きじゃなくて。というか言葉に毒が強すぎるので、自重していたのですが。
…まあ、だから此処のブログでは対話形式の変な記事ばっかり書いてたのですけれど(笑)

最期くらいっていう、あとがき、です。
あ、別にサイト引退する、という意味では無いので悪しからず。
喜んだ人、残念でした(笑)



・ヴェルデガルドの結末について

私はある程度ロールに対してシビアな面を持ってます(私の感性だと別にシビアでも何でも無いんですが)。
それは、『ロールに対し一切の妥協をしない』という事です。
ぶっちゃけると、基本キャラクターに対し何をされたとしても、甘んじて、ロールとして私は受け入れます。
逆を言えば、PL的にこうしたいからキャラクターをこうする…という事が、あまり無い、という事です。
あ。誤解しないで下さいね。PCを動かしているのはあくまでPLですから、趣向はモロに入ります(当たり前)。そういう意味では無くて…例えば…
「某PCさん素敵!仲良くしたい!!じゃあ仲良くしよう!!!…でも派閥が違うし――じゃあ、仲良くするのは諦めて、他のベクトルからお近づきになれないかしら?」
…みたいな感じですね。今のはやり言葉で言うと、極端に「デレが少ない」と言い換える事が出来るかもしれません。ツン99%
ロールというのは、基本的に嘘だと私は思ってます。私の尊敬する人の台詞であるのですが

ロールはなりきりとは断じて違う。ロールというものは対象となる他人が居て、認知する他人が居て、そして役割があって初めて成立するものだ

…あ。メモらないで下さいね(笑)
言っておいて何ですが、こんなもの真実でもなんでもない唯の言葉ですから。言葉。台詞ってやつです。
まあ、だから。ロールというのは嘘なんだと私は思ってます。会社の上司の前で演じる自分。家庭の子供の前で演じる自分。…嘘、という言葉は言葉が乱暴かもしれませんが、「役割を演じている」という意味に於いて、そういう意味だと私は解釈してるのです。
でも、一貫性が在る嘘って、私は美しいと思うのですよ。それは即ち幻想とか。ファンタジーとかに言い換えることが出来ると思ってます。ファンタジー。非現実、ですね。
なので。
此処で漸く話は戻るのですが。

自分のロールにだけは、嘘をつきたくないなあ、と何時も思ってるのです。
嘘を嘘にしてしまったら、凄く不確かであやふやで良くわからないものじゃないですか。そういう器用な事は、ちょっと私できないんです。
なので、人によっては、それが『シビアに見える』…のだそうです。私も最近は何と無く、そうなのかなあ、と思ってます。

で。ヴェルデガルド。
PLチャットでもちょこっと零しましたけど、別に自殺じゃないです。自殺をチェロ様に手伝ってもらった訳では断じてないです。何ですかそれ気持ち悪い(笑)
そうじゃなくて、あくまで結末として、ああなってしまっただけだと理解して下さると嬉しいなあ、と思います。

常識でものを考えてみましょう。
ヴェルデガルドは某無双ゲームばりのHEROでしょうか?いいえ。残念ながら違います。★★の強さは『立派に仕事に活かす事が出来る程度の戦闘力。』とあります。立派に仕事に生かす…です。ではNPCの兵士とかそういういかにもやられ役っぽいポジションの方は、立派に仕事が出来ない人でしょうか?いいえ、私にはそうは思えません。彼らも立派に仕事に生かす事が出来る程度の戦闘力は、持っていると考えるのが当然だと、私はそう思ってます。これは「NPCが強い」のでは無くて、「作成出切るPCの戦闘能力があくまで一般レベル」なのでは無いかと私は判断しています。
そういう状況で。賞金首が敵の本拠地にある敵のアジトで敵と交戦して手傷を負う。
………どう考えても、普通は死にますよね(笑)
だから、まあ、結果死んでしまった。それだけです。別に美しい話でも何でもありません。
唯、救いとしては。うん、最期まで「可愛らしい女の子(両性ですが)」じゃなくて、「一匹の魔族」として振舞うことが出来たのが嬉しくて、幸せだったなあ、と思います。
――もしヴェルデガルドに対して、そういう「かわいい女の子」的なものを見ていた人がいたのなら、その人にはごめんなさい、と謝らなくてはいけませんね(笑)

ぶあー。
どんだけ書いても言葉が足りない気がする。ので、まあ、ここまでにしときます(笑)
2日くらいで、この記事は消そうと思います。後、このブログに関しても削除しようと思います。

最後になりましたが。

思い上がります。

これまでヴェルデガルドを応援して下さった皆さん。本当に有難う御座いました。貴方達のお陰で、途中で投げ出す事無く、最後までヴェルデガルドはヴェルデガルドとして魔族をまっとうできました。

これまでヴェルデガルドと会話して下さった皆さん。本当に有難う御座いました。貴方達の過ごした時間があったからこそ、ヴェルデガルドはこういった終わりを迎える事が出来たんだと思ってます。

これからヴェルデガルドと遊んで下さる筈だった皆さん。
ごめんなさい。でも、そう思って戴けて、とても嬉しいです。心よりの感謝と愛を。

以上。
また、次の機会にお会いしましょう。

by agapetoerosu | 2010-01-23 17:44 

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