どうしんウェブ 北海道新聞

道内

小林氏陣営選挙違反 幹部に懲役2年求刑 札幌地裁 (01/22 19:01、01/23 11:30 更新)

 昨年の衆院選道5区で当選した、民主党の小林千代美氏の陣営幹部として、公職選挙法違反(買収約束など)の罪に問われた、前連合札幌会長山本広和被告(60)=札幌市東区=の論告求刑公判が22日、札幌地裁(辻川靖夫裁判長)であり、検察側は懲役2年を求刑した。弁護側の最終弁論は28日で、判決は2月12日に言い渡される予定。

 論告で検察側は「選対委員長代行として行った組織的犯行で、運動員に約束した報酬は計約260万円。買収は最も悪質な選挙違反だ」と主張した。

 起訴状によると、山本被告は昨年5〜8月、運動員計35人に、電話で有権者に小林氏への投票を呼び掛けるよう依頼。報酬を支払うと約束したなどとしている。

 一方、山本被告は15日の被告人質問で、2003〜07年の札幌市議選や道議選、衆院選でも、アルバイトに電話で有権者への投票依頼をさせたとした上で、連合札幌事務局長(昨年4月死去)の提案だったと述べている。

【関連記事】

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
特選!北海道ネット通販

【Fショット】選手写真を販売中です ファイターズ選手の写真販売サイト「Fショット」では、プロカメラマン撮影の貴重な写真を販売しています。

このページの先頭へ