上田美由紀(35)
鳥取サギ毒女 元ホステス
「ピンサロ」「軟禁」の過去
2009年11月14日(土)10時0分配信 日刊ゲンダイ
「あのコ(上田美由紀)は鼻が利いた。
自分を気に入るオトコを一発で見抜くんだよ」
こう言うのは、周辺で複数の男性が変死している元ホステス・上田美由紀(35)の知人。
やぼったい太ったオンナ上田美由紀は、この嗅覚(きゅうかく)で相手を見極めてとりこにしていった。
「上田美由紀はスナック勤めの前に繁華街の外れのピンサロで働いていました。1階がボックス席で、2階は和室。“本番”もある店でした。20代のころ、上田美由紀はこの店でオトコの喜ばせ方を身につけたのでしょう」(地元関係者)
スナックに転じた後も、客や知り合いを連れて旧知のピンサロに顔を出した。「私がおごってやるよ」と上田美由紀に連れて行かれた男性もいる。
そのひとりが、07年8月に日本海でおぼれ死んだ警備員の古田新一さん(当時27)だ。
「古田さんと上田美由紀は、上田美由紀の親族が経営していたスナックで知り合っています。当時、古田さんは働いておらず、上田美由紀が食事をおごったり、何かと面倒を見ていました」(2人の知人)
しばらくして2人は同居。古田さんは上田美由紀の5人の子どもを世話するようになる。
このころから、古田さんへの上田美由紀の暴力が目立つようになった。フライパンで殴ったり、熱湯をかけたり。姉を名乗って古田さんが働く会社から給料を前借りしたこともあった。
「上田美由紀は古田さんを軟禁していたのです。店に出ている間、逃げられないように手足を縛っていた。普通の男女関係とは違っていました」(地元事情通)
上田美由紀は小さい頃から問題行動が多かった。他人の家に勝手に上がり込んだり、自転車を盗んだり。ホラもよく吹いたという。
「自宅は6畳2間と8畳の小さな平屋。父親は、中学生ぐらいのときに亡くなり、派手な化粧が目を引く母親と暮らしていた。小さいころからの
上田美由紀の虚言癖
は、大人になっても続いています。
轢死(れきし)した読売新聞記者(当時42)の知り合いには、“現場に駆けつけて彼の骨と肉を拾った”と吹聴していました。記者は、上田美由紀に最低でも500万円を貸しているとみられています。それでも上田美由紀は、愛情があったんだと、周囲にアピールしたかったようです」(地元記者)
記者と2人でプリクラを撮影したとき、上田美由紀は何を考えていたのだろうか。
(日刊ゲンダイ2009年11月11日掲載)
上田美由紀(35)