多重債務などの相談活動をしている「松山たちばなの会」(松山市北立花町)は25、26の両日、「ギャンブルによる多重債務110番」を開催する。相談無料。
同会によると、不景気の影響で仕事を失いパチンコなどのギャンブルにのめり込み、依存症になって借金を繰り返す人が増えているという。今回の相談会は「話しやすいように」と対象をギャンブル依存症に絞って開く。担当する青野貴美子事務局長は「まずは本人や家族が依存症になっていると認識することが大切。立ち直るための治療から借金返済まで全般的に相談に応じたい」と話している。
相談時間は午前10時~午後5時。来所と電話(089・935・7278)で受け付ける。【柳楽未来】
毎日新聞 2010年1月23日 地方版