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【外国人参政権】民団新年会でのあいさつ要旨(上)民主・山岡氏「全力で取り組む」 (1/5ページ)

2010.1.13 00:03

 在日本大韓民国民団中央本部(鄭進団長)の新年会が12日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。出席した日本の与野党の幹部の多くや民団幹部らはあいさつで、永住外国人に対する地方参政権(選挙権)付与法案について、18日召集の通常国会での成立を唱えた。民団の鄭団長は「今年が永住外国人への地方参政権付与の年となれば、これにまさる喜びはありません」と語った。

 あいさつの要旨は次の通り。

 【鄭進団長】

 「韓国と日本の過去100年を振り返り、両国関係の今後の『100年を創る』うえで、極めて大事な1年を迎えました」

 「(略)韓日両国はまさに、二人三脚のパートナーです。どちらがつまずいても、お互いに不利益となるだけでなく、国際社会にも大きな損失をもたらします。両国はすでに、それだけの切っても切れない関係にあるのです」

 「ですが、韓日双方の一部に過激なナショナリズムや狭小な自国中心主義にとらわれる人々がいるのは事実です。歴史認識をめぐる葛藤(かっとう)など、あつれきの種は今もすくなくありません」

 「私は韓日100年の節目に際し、強く訴えたいことがあります」

 「(略)今や私たちは過去については冷静かつ慎重に論じあい、未来について熱く大胆に語り合う時点に立っています。私たち民団は今日、新たな100年へ、襟を正して歩み出します」

 「その初年である2010年が明るい未来への象徴として、永住外国人への地方参政権付与の年となれば、これにまさる喜びはありません。私たちの16年の宿願が、この度の通常国会において、日本世論の祝福のもとに実現されることを節に願うものです。地方参政権の付与は私たちが地域社会の発展にこれまで以上に貢献する活力源になるでしょう」(以下略)

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