柏木がゼノに楽曲提供の依頼にくる。相手は韓国人ポップスターのパク・ヨンハで、「青の月」を聴いて、とても感動したというのだ。クラシックにこだわる直は断ろうとするが、博人は喜んで引き受ける。
そんな中、健が自分は浩志だ、ゼノだと思い込むのは、浩志と深い付き合いがあったからだと考える直は、記憶を取り戻すために協力したい、と申し出る。しかし、新しい人生を歩き始めた直に、浩志の記憶など必要ないだろう、と健の態度はよそよそしい。
パクの希望によって、博人が「青の月」をピアノで生演奏する。博人の演奏後、パクはコラボの話は白紙に戻してほしい、と突然言いだす。その理由に、ハッと衝撃を受ける直は...。