「明日の安心と成長のための緊急経済対策」に盛り込まれた住宅版エコポイントについて1月15日に「住宅版エコポイント制度」の発行ポイント数が発表されました。
新築住宅は1戸当たりで30万ポイント。リフォームは工事内容に応じて上限を30万ポイントとしました。ポイント交換では対象となる工事に充当できる「即時交換」の仕組みも導入されました。
「即時交換」は住宅の所有者がエコポイント事務局に申請する必要があります。その後ポイント相当のお金が、エコポイント事務局から施工者に支払われる仕組みです。
エコポイント発行の申請期限は、リフォームは2011年3月31日。新築工事の一戸建ての住宅が11年6月30日。ポイント交換の申請は13年3月31日まで受付。
平成22年1月18日時点での情報です。
クラフトワークで行っている設計は省エネ基準を充分満たしていますので仕様等と変えずに申請が出来ます。長期優良住宅は提出書類の費用やいろいろと支出なども増えますので、比較しますとお得な制度かと思われます。
日本での家の価値というのは15年も経てばゼロとなり、土地にしか価値が残って来ません。アメリカでの住宅は長期の公的な借地権の上に建っている家が多いので土地には価値がなく、家自体に価値が残ります。そのような、アメリカの住み替え指向による住宅事情において,毎週メンテナンスを行い家の価値を維持してリノベーション(刷新)によって建物自体の資産価値を高め、それにより建物自体も長命になっています。
日本においては日本人の定住指向と相まって、日本人の家に対しての執着心や知識はアメリカと比較しますと希薄なもので、そして中古市場も確立されておらず、家自体の価値もなかなか認められないのが現実です。。。
あるアンケート調査を見ると20歳代の方の30%が「新築・中古にはこだわらない」と回答している様で、最近では景気後退により新築を買えるのに中古住宅を買う人たちも増えて来ている様です。国の政策が中古住宅へとシフトし、今後は若い世代の意識も変わり中古住宅が中心となっていく可能性があるでしょう。
不動産流通経営協会(FRK)は既存住宅の流通量が5年後ぐらいには新築住宅に迫る可能性もあるという予測を出している様で、今後の動きによってはアメリカの様に家に対しての意識が変わって来る可能性もあるかと思われます。
新築の場合においても機能性ににこだわり、素材を選び、メンテナンスやリフォームにより家の価値を高め、なおかつ長命にして行きたいものです。それには家の基本となる設計がしっかりとしていなければなりません。
そして、もう一つの資産は目に見えない親から子供たちに受け継ぐ精神的な資産としての家へのこだわりがあります。それは親の生き様そのものでもあり、人生哲学やライフスタイルの延長で生まれたもので、親から子供たちに受け継ぐ文化的資産でもあります。例えば空間ひとつをとっても子供は大きな空間を認識して情緒を育むものです。設計事務所に依頼される方は家だけではなくいろいろなものにこだわりを持っておられ、家そのものにもその人が表れて来るものです。それは設計事務所が得意とするものですが、建主と時間をかけて引き出して行かなければその様なものは形にはなって来ないですね。
昨日ふとテレビで見たニュースでジェームズ・キャメロン監督が広島と長崎への原爆投下を題材にしたノンフィクションを映画化と言うのがありまして、大変驚きました。
驚いたのはアメリカ人の監督が取り上げたと言う事と、3Dのアバターで今最も注目される中でのあまりにも重いテーマの映画制作のお話。仮のタイトルがJIGOKU(地獄)で広島の原爆投下後の地獄の様な世界を3D映像で再現する様で、見た人がトラウマになってもかまわないという言葉で監督のこの作品にかける強い思いが伝わって来ました。現実的にも真実を直視してトラウマにでも陥らなければ、戦争というものを深く真正面から捉える機会はなかなかないかと思われます。
被爆者の語り部が高齢化で居なくなってしまっている昨今、原爆や戦争自体が時と共に風化されて来ているので、その中でこの様な映画が上映され提起される事は素晴らしい事だと思います。ただ、映画化権を獲得しただけの様ですので映画化が決まった訳ではありませんが、いろいろな圧力に負けて中途半端な映画にはしてほしくないと思いますね。。。
娘が7歳で町田天満宮に遅い七五三参りに行って来ました。七五三としては10月末から11月中旬にかけてお宮参りする方が多いようですが、今回は遅く年明けに行って来ました。神社では一年中受け付けていて七五三参りはいつ行っても良い様ですが、厄除けという意味合いにおいては節分までが良い様です。
七五三とはそもそもどういうものなのかと言うと、乳幼児の死亡率が高かった昔の大変な時代に、三歳、五歳、七歳と生存を祝う節目として定着したものでした。男児が女児よりも早く祝うのは男児の生存率が低かったためでもある様です。病弱だった徳川綱吉の為にお参りをしたのが始まりだとも言われています。信仰心よりも、基本的には親として子供が無事に成長した事を感謝し、子供の心身ともに健やかな成長と幸福を祈る親心そのものだと思います。
最近は七五三と言うと儀式としてではなく、記念として写真館だけで済ます方も多くなった様で、あまり形式にこだわらなくなって来たかと思われます。七五三参りは本来は信仰心があってのものだと思われますが、現代においてはクリスマスの様に宗教性のないイベントの様にもなってしまっています。日常生活に溶け込んだ神の存在はいままで日本のスピリチュアルな精神的文化をもささえてきたものでもあり、簡単に宗教とひと言で片付けられないものも日本人のこころの中にはあるかと思われますが。。。
相模原市内ですと亀ヶ池八幡宮が唯一大きいのですが、町田天満宮の方が近かったのでそちらの方に決めました。厳密に言いますとそこの土地の氏神が良い様なのですが。。ww
神社で祈祷をしてもらう時は事前にその神社の社務所に申し込んでおかなければなりませんが、町田天満宮の場合は必要ありませんでした。
社務所の待合室で30分程待たされました。
祈祷料の全国的な相場として5,000円で、大きな神社ではそれ以上のところもあります。町田天満宮は5,000円で、亀ヶ池八幡宮は8,000円です。どちらも熨斗袋が必要です。
ここで神主が祝詞をあげられます。こちらは神前まで進んでさかきを捧げ、二拝ニ拍手一礼しました。
4日の早朝のしぶんぎ座流星群です。流星の出現数は年によってかなりムラがある様で予想するのも難しい流星群です。1月のしぶんぎ座流星群・8月のペルセウス座流星群・12月のふたご座流星群とで「三大流星群」と呼ばれています。しぶんぎ座は漢字では四分儀座となり、これは天体の高度を計るための道具の事で以前は存在していた星座ですが現在は存在せず、放射点の近くに「壁面四分儀座」という星座があった事に由来している様です。
放射点が高くなる4日の午前3時頃から夜があけるまでが観望のチャンスでしたが、今回はまったくダメでした。。。極大(活発に活動する時期)はずれる可能性も大きいです。ウェザーニュースの実況中継でもやっていましたが、都市から離れ観望の環境の良いところで確認出来たものでも通算7〜8個。。。一時間あたりに換算すると1個でも見れたらと言う状況でした。
やはり月齢18という満月過ぎの大きな月の光がとっても明るく、雲が出ると月の光で雲が光って空が明るくなり星が見えにくくなる様な状況でした。それよりも、日本全国、流星自体が見れませんでしたね。。
その様な状況の中、そして極寒の中で2時間の観望と100枚ほど撮影しましたが、流星も見れませんでした。彡(^_^;)彡
写真を撮ると月明かりで昼間の様に写りますww
雲も出ていますが、晴れ時々曇りの天候でした。
感度を上げて撮っていますが、やはり星は見えにくいですね。
参考資料・国立天文台
寒川神社に初詣に行って来ました。寒川神社は八方除の守護神として関東一円から参拝者が集まる大きな神社で厄よけで有名な様です。神や仏に対して信心深いというわけでもなく、ひとつの年の区切りとして行っていますww
いつも楽しみにしているのは新年から2月の節分までの間に楼門に飾られる干支にちなんだねぶたです↓
これを見ると極彩色の青森のねぶた祭りを思い出します
本堂では巨大な賽銭箱の中でヘルメットをかぶった人が数人走り回っていましたww
鳥居からの参道には灯籠があって神社独特の雰囲気を醸し出しています。
子供の楽しみの夜店です
年明けの元旦の早朝に部分月食です。満月が欠け始めるのは午前3時51分で食の最大のピークは午前4時22分ごろ、月の左下の部分が8%ほど欠け、午前4時53分ごろには終わるとの事。8%ではなくそれ以上欠けて見えた感じでした。とにかく天気が良くて肉眼でも充分過ぎるぐらいわかりました。写真も撮りましたが外気温は予報通り−4度で三脚が氷の様に冷たかったですね。
中望遠レンズしかないのでクレーターまでは写っていません
今年は月食は2度あります。6月はお天気が心配ですが、運が良ければ。。
2010年06月26日は54%ほど欠ける月食
2010年12月21日は月出帯食になります。
月出帯食(月の出の時にすでに月食の状態)で月の出の時点ですでに皆既月食になっており、いつもの満月で白く明るい月ではなく満月なのに暗い赤銅色の月です。何とも神秘的な月です。日本で見れるのは3年ぶりで、こんな感じです↓
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
平成21年12月8日に「明日の安心と成長のための緊急経済対策」が閣議決定され、『住宅版エコポイント制度の創設』が盛り込まれました。
平成21年度第2次補正予算の成立を条件にして、エコリフォーム又はエコ住宅の新築をされた方は、様々な商品・サービスと交換可能なエコポイントを取得できることになります。制度の概要は、以下のとおりですが、ポイントの申請や交換などの詳細については、決まり次第順次国土交通省のHPで告示されます。
『住宅版エコポイント制度』は、経済産業省、国土交通省、環境省の三省合同事業として実施される予定です。
平成21年12月24日時点での情報です。
国土交通省住宅局住宅生産課
[電話番号]03-5253-8111 (内線39471、39472、39473)
【対象となる住宅】
○ 省エネ法のトップランナー基準
(省エネ基準+α(高効率給湯器等))相当の住宅
○ 木造住宅(省エネ基準を満たすものに限る)
クラフトワークで行っている設計は省エネ基準を充分満たしていますので仕様等と変えずに申請が出来ます。長期優良住宅は提出書類の費用やいろいろと支出なども増えますので、比較しますとお得な制度かと思われます。
鳩川が相模川に合流するところは、昔は三段に滝を作って流れ込んでいた事から、「三段の滝」と呼ばれていたが、河川の改修により、現在では風情のまったくない二段の人工のコンクリートの滝。名前だけが残っています。
下溝の現場の帰りに目の前が 「三段の滝」でしたので、天気が良かったので帰りに撮って見ました。
ちょうど丹沢連峰の大山の頂上に日が沈むところでした。
湘南方面の大山を望む
空はトワイライトと夕日のグラデーションになっていました。