2010年1月22日 19時35分更新
今月、入学試験を実施する県内21の私立高校の出願が21日締め切られ、全体の志願倍率は4.09倍と5年連続で前の年を上回りました。
県内に23ある私立高校のうち、今月28日と29日に入学試験を行う21校で21日出願が締め切られました。
岡山県私学協会のまとめによりますと、出願したのは延べ2万2862人で定員に対する志願倍率は去年より0.33ポイント高い4.09倍となりました。
これは平成17年に現在の方式で統計を取り始めて以来、5年連続で前の年を上回っています。
このうち、定員に対する倍率が10倍を超えたのは、5つの高校の9コースで最も高かったのは、
▼明誠学院高校・普通科
特別進学コース3類の
62.2倍、
次いで、
▼就実高校・普通科
特別進学コース
ハイグレードクラスの
32.3倍、
それに、
▼岡山龍谷高校・普通科
特別進学コースの18.3倍
などとなっています。
県内の私立高校への志願倍率が上昇を続けていることについて岡山県私学協会では「公立高校に比べて授業料は高くなるが、各学校の魅力が高まって志望者が増えているのではないか」と話しています。