民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反事件で、逮捕された小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(48)が東京地検特捜部の調べに対し「2007年に小沢氏に4億円を返したと報告を受けた」などと供述していることが22日、分かった。政治資金収支報告書の虚偽記入の容疑は否認しているとみられる。
特捜部は大久保秘書が虚偽記入に関与したとみて捜査。小沢氏に対する23日の任意の事情聴取で、虚偽記入への認識をただし、小沢氏本人の立件の可否を判断する方針とみられる。
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