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「東洋のマタ・ハリ」やはり処刑? 台湾で公文書発見(2/2ページ)

2010年1月22日19時19分

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写真:男装した軍服姿の川島芳子男装した軍服姿の川島芳子

 川島を収容した北平第一刑務所の呉峙ゲン(ゲンはさんずいに元)所長も「死刑執行は検察官の身分検査と遺書確認の後に一撃で絶命させ、検察官が3回検視して死亡確認した」と証言した。遺体は処刑当日の午後、「日本人僧侶の古川大航が埋葬した」という。当時中国で戦没者の慰霊に努めた臨済宗の僧侶、古川大航氏(1871〜1968)と見られる。

 このため、河北高裁は48年6月12日、調査結果をまとめた司法行政省への返答で「替え玉説は中傷で絶対にあり得ない」と結論づけている。

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