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Kalafinaが新曲「光の旋律」を1/20に発売で直撃インタビュー――TVアニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』OP曲に込めた想いとは!?そしてアジアツアーへの展望は?

2010/1/22 16:54

 Kalafinaの7枚目のシングルとなる、アニメ新番組『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』のOP曲「光の旋律」が1月20日にリリースされた。フルートを軸にしたケルト風のサウンドに、音楽旅団のような明るく楽しげな3人の澄んだ歌声が印象的な楽曲だ。PVの映像も含めて、スペインをイメージした『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の世界観にマッチしている。

 カップリング「sapphire」は比ゆ的な表現で情熱的な愛を描いた詞は与謝野晶子など女流歌人を連想させる。シンプルなピアノ演奏で歌う3人のカラーやトーンが違うボーカルから大人の女性特有のムードをかもし出している。

 初回限定盤には「光の旋律」のPV、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の予告&番宣スポット映像、神戸守監督のコメントやアートワークを収録したブックレット付。

 2月2日から始まる初の東名阪のライブツアーに続き、2月26日からは台湾、上海、香港を回るアジアツアーを敢行。また今春公開の『イヴの時間 劇場版』の主題歌「I have a dream」を歌う。2010年のKalafinaもノンストップだ!

●「光の旋律」は悲しみから希望を見出せるように明るく楽しく

――2010年の最初の「光の旋律」は『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』の主題歌ですね。

Keikoさん:自分達の曲から作品が始まるのは初めてなのでドキドキしました。曲が作品と合っていてそのままの気持ちでアニメ本編の世界に入れました。

Wakanaさん:明るいメロディで、3人で歌うパートは梶浦さんから「楽しく、楽しく」と言われました。でも歌詞には不安や悲しさが含まれていて、光を見つけるような旋律をみんなで奏でていきたいという希望を歌っています。

Keikoさん:絶望や困難に立ち向かう勇気が湧いてくる曲で、聴いてもらって背中を押してあげたい。サウンドのポイントはメインで使われるフルートかな。音色だけで異世界へ誘う不思議な存在感があります。アレンジも力作ですよ。

Hikaruさん:梶浦さんが「うつむいた時や悲しい時に聴こえるのが空の音。それが希望なんだ」と。この曲を聴いて元気になってもらえたらいいですね。

Wakanaさん:悲しさを含んだ深い詞だからこそ、明るく歌わなければ伝わらないと思って。3人で歌ったら「これは希望の歌なんだ」と再認識できました。


●3つの曲のような豪華な構成とサビの盛り上がりが聴きどころ

――Aメロのやさしい感じから、サビでは力強く感情が高まってくるみたいで。

Keikoさん:かわいいHikaruの声から始まり、サビでは私とWakanaが歌っています。3人一緒のところでは「私は子供」と言い聞かせて歌いました(笑)。

Wakanaさん:Bメロのパートも違う雰囲気で、3つの曲で構成されているような趣きもありますね。いろいろな要素を1曲にギュっと詰め込んだみたい。

Hikaruさん:今までで一番低い音で、明るく歌うのが難しくて。梶浦さんから「せつない詞を明るく歌うことでより悲しさを表現できるから」と言われ頑張りました。心に入ってくるようなメロディを奏でられたかなと思います。

Keikoさん:フルートの音以降のソロを含む盛り上がりの波は聴きどころです。

Hikaruさん:その盛り上がりもフルでしか聴けないのでぜひCDで(笑)。


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