水泳
すぐに変わる筋肉 2010.1.18
日本滞在中だ。今日は新作の比較的大きなミーティング。今週中にもう1回ある。重要な1週間だ。あいかわらず東京は寒い。ここ数年あたたかかったから久しぶりじゃないかな。外を歩くと顔が痛い。
滞在中、ちょっと嬉しいのはホテルにプールがあることだ。ハワイに戻ったときにサーフィンの筋肉が落ちていないように、というか、つい手を出してしまうお菓子や間食(日本はおいしいのだ!)による肥満を極力すぐに消化してしまうように、朝起きたら泳ぐようにしている。おおよそ500mくらいかな。10分ちょっと。でも、それだけで体は完全に目覚める。
ある程度ついた筋肉が落ちていくのは、本当によくわかる。1週間もたてば目で見てすぐにわかるほどだ。自分の体は日々変化している。ものの本によれば、1年間で3/4くらいの細胞が入れ替わるらしい。ということは残るのはDNA情報のみということか。徐々に再生産しつつ、数年で自分の体の構成物質はほとんど変わってしまっているのだ。
不思議なのは「記憶」かな。
触感や味、匂い・・・そんな五感で感じたものと感情が組合わさった非常に複雑な情報が、揮発せずに頭の中に残っている。体を構成する原子が総入れ替えするということは、それを細胞として再構成させるDNAの構造の中にだけ記憶は留まるのか・・・感覚的には容量不足のような気がする。
「命」とまではいわなくても、なにか「エネルギー場」のようなものがあり、それが経験によって変化し、さらにその「場」が頭の中の電子パルスになんらかの影響を与える・・・なにかそういったもうひとつの大きな要素があるような気がする。「場」の様相とDNA情報が乗算されることで、無限に近い記憶のバリエーションを生んでいる・・・そんなメカニズム。
おっと、また迷想(^^;
そろそろ、オフィスに行こう。仕事が待っている。正念場なのだ。