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2010年1月21日(木) 19:05 |
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用水路に大量の魚の死がい
21日朝、岡山市中区の用水路で、大量の小魚が死んでいるのが見つかりました。 現場周辺は、天然記念物の淡水魚アユモドキの生息地で、アユモドキの被害も確認されました。
21日8時ごろ、岡山市中区国府市場の用水路でたくさんの魚が死んでいるとの通報が複数の人から岡山県や岡山市にありました。 現場では、オイカワやタナゴなどの数百匹の魚の死がいがおよそ250mの範囲で浮いており、岡山市の職員らが回収作業にあたりました。 現場周辺は、国の天然記念物のアユモドキの産卵・生息場所として、地域住民が環境保護に取り組んできた場所です。 被害にあった魚の中には、アユモドキ2匹も含まれていました。 市の文化財課の職員らも、被害状況の把握に訪れました。 その後の調べで、現場からおよそ500メートル上流でも魚の死がいが見つかるなど、被害が広い範囲に及んでいることがわかりました。 岡山市では、水質調査を行うなどして原因の特定を急いでいます。
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